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2019.01.08

想い・こだわり

2019年、今年も「健康に暮らせる家づくり」に励みます

新年、明けましておめでとうございます。
今年も、しらかばハウジングのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
2019年、年の初めに、私たちの家づくりへの思いをつづってみました。

 

■「家づくり」に一番大切なことは何だろう?

世の中には、家づくりに携わる企業がたくさんあります。大手ハウスメーカーから私たちのような地域の工務店まで、規模もさまざま。それぞれに、家づくりへの思いがあり、大切にしていることも違います。

 
私たちしらかばハウジングが一番大切にしているのは、「健康に暮らせる家をつくること」です。
子どもと思いっきり遊ぶこと、趣味を楽しむこと、仕事をすること、何をするにも健康であってこそ。幸せで豊かな暮らしを送るためには「健康」が基盤となります。今や、人生100年と言われる時代。長く健康でいられることが、ますます重要になってきます。それを後押しできる家づくりを、私たちはしていきたいと考えています。
 

 
では「健康に暮らせる家」とは、どんな家でしょう。
私は、もともと「パッシブハウス」に興味がありました。
パッシブハウスとは、ドイツの物理学者・ファイスト博士が導き出した考え方で、自然の力を最大限利用し、少ないエネルギーで、心地良い暮らしをできる家のことです。工法や間取りには決まりが無く、地球のためにも、人のためにも優しく持続可能な暮らし。パッシブハウスの考え方は、そこを目指しています。
 
ヨーロッパのお城巡りが好きでドイツに出かけることも多く、環境や健康に配慮して建てられたドイツの家もたくさん目にし、その考え方に共鳴しています。「自然の恵みである太陽の光をうまく使って、心地よい暮らしができるのが、一番幸せなことなんじゃないかな」、そう考えながら、しらかばハウジングで行う家づくりの基礎は、固まっていったのです。
 

■パッシブハウスの代表選手、OMソーラーの家&OMXの家


 
日本でパッシブハウスと言えば、「OMソーラーの家」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しらかばハウジングも、OMソーラーの家、OMXの家を扱っています。
OMソーラーの家では、太陽の熱を屋根で集め、それを床下の基礎に蓄熱することができます。冬の寒い時期は、その熱を、床暖房を中心に部屋を暖めるために活用できます。
夏場は、お湯を沸かすことに利用するだけなく、夜間の放射冷却(地域差あり)でひんやりした空気を取り込んで、窓を閉め切りながらでも換気をしてくれます。
 
そして昨年2018年の秋、OMソーラーの進化版である「OMX」が誕生しました。OMXの家づくりは、夏の暮らしをさらに快適にしてくれます。ヒートポンプを使って家の中に冷たい空気を送りながら、室外機から出る熱を外に放出しないで、給湯などの熱源にするのです。
 

※太陽熱による暖房(OMXの場合)
 

※ヒートポンプを利用した暖房(OMXの場合)
 
OMソーラーの家、OMXの家では、季節に応じて、取り込んだ太陽の熱や空気をうまく家の中で使って、快適な暮らしをつくっているのがイメージできるかと思います。「各部屋にエアコンを1台ずつ置かなければいけない」「冬場はヒートショックが心配だから、脱衣所にもヒーターを置かなければならない」などということはなく、上手な空気の循環で、心地よい暮らしを続けていくことができます。
 
「寒がりな妻が、家中どこでもほどよい暖かさだと喜んでいます」「環境に良いうえに、コストパフォーマンスも良くてありがたい」などと、建てられた方の喜びの声が届くたび、OMソーラーの家づくりを手掛けていて良かったなと思います。
 

■おいしい空気の吸える家「免疫住宅」


 
そして、もうひとつ私たちが力を入れているのが、「免疫住宅」です。こちらはまだOMソーラーの家ほど知られていないかもしれませんが、ぜひ知ってほしいものです。
 
福岡で材木店を経営していた江頭修作氏が立ち上げた「ウッドサークル」が開発し、床板や壁紙に「FFC」と呼ばれる技術を施し、有害な化学物質などを中和できる能力をもたせるものです。
 
空気は目に見えないですし、説明するのがなかなか難しいのですが、FFCテクノロジーについては国立がんセンターでも使われていて、がんを抑制すると言われる「ナチュラルキラー細胞」が増えたという結果が出ています。
 
私たちは、これを「標準工事」の中に含んでいます。これから先、長く住んでいく家が、健康を害するような家でなく、空気をきれいにし、おいしい空気が吸える家であるように、それが当然であるようにという願いをもっているからです。
 
2019年。今年も「健康に暮らせる家づくり」を、私たちからのお約束として、1年間頑張っていきます。ブログ記事の更新も頑張っていきますので、お付き合いのほどどうぞよろしくお願いします。
 
免疫住宅についての参考サイト:http://www.immwood.jp/