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2019.04.04

▼家づくりを始める人のためのお役立ちコラム

新生活スタート。家の防犯対策は大丈夫?

 

■生活ペースが変わって、隙ができていませんか

4月に入りました。花粉もまだまだ飛んでいますが、皆さん元気にお過ごしですか。お子さんの入園や入学、職場の配置換えなどで、生活ペースに変化があった方も多いのではないでしょうか。そんな時にこそ、一度見直したいのが「家の防犯」です。

 

「これまでは子どもと家にいることが多かったけど、入学を機にパートに出ることにした」というご家庭、「昼間、不在です」ということが丸分かりな家になっていませんか?
「仕事を辞めたので、皆が出かけてから、朝のゴミ出しにゆっくり行けるようになった」というあなた、ゴミ出しに行く時にちゃんとカギをかけていますか?

 

侵入の機会を探っている人間は、あなたが思うよりもずっとしたたかに、しつこく、あなたの家を観察しています。「この家は入れそうだ」と思われないために、どんなことに気を付けたら良いのでしょうか。

 

まず1つは、「不在」を悟られないようにする工夫です。
仕事で昼間不在、という以外にも、旅行で長期不在の時など、ありますね。郵便受けに新聞や手紙がたまらないよう、長期出かける時は、新聞を止めてから行きましょう。
また、夜になると家の灯が点くのが自然ですが、不在の時はなかなかそうもいきません。でも今は、タイマー式のスイッチが出ていて、決まった時間に電気が点くように設定することができます。「人がいる」という感じを出すために、電気が点く時間を毎日少し前後させてくれる優秀なスイッチもありますよ。この辺を取り入れてみると良いですね。

 

■「防犯しています」のアピールが大切

2つ目は、家の防犯力アップです。侵入者は、どこからどのように入ってくるのでしょう。下のグラフを見てください。

 

侵入場所

 

侵入方法

 

侵入場所は圧倒的に、から。
侵入方法のトップは、鍵がかかっていない状態(無締り)での侵入です。残念ですが、これは不用心すぎるといえるでしょう。
2位が、ガラス破りです。ガラス破りと言えば、窓ですね。家の防犯力を上げるには、窓の防犯が大切だということが、グラフから分かります。

 

そのための策としてお勧めしたいのが、窓のクレセント(鍵)を、より強固なものに変えることです。写真のようなものが、もともとの鍵の上につけられます。これは、暗号式の鍵のようなものです。数字の組み合わせは商品によって100通りだったり64通りだったりさまざまですが、それがピッタリ合わないと、鍵が開かないようになっています。
この商品の良いところは、5,000円程度で手に入ること。防犯したいけど、大がかりな工事は…と思っている方も、これならすぐに付けられますね。

 

 

防犯の強化は、侵入する家を探している人間に対し「うちは防犯対策しっかりやっていますよ~」とアピールすることにもなります。
これがとっても大きいのです!防犯対策をしていそうだと感じれば、向こうも侵入先の候補から外します。結果、侵入されなくて済むのです。
防犯対策は、何でも「大げさ」が大切!
大げさなぐらいでちょうど良いと思ってアピールしてください。

 

■意外と重要な地域のつながり

そして今も昔も大切なのが、地域のつながりです。
昔、鍵をかけずに暮らせていた家が多かったのはなぜでしょうか。それは、鍵のかかっていない家の周りをうろうろして、侵入しようかと思った矢先に、「あら、〇〇さんに用事?今日はいないわよ」と声をかけてくる近所のおばちゃんがいたからです。実際に鍵のかかっていない家が不在と分かっても、おばちゃんにバッチリ顔を見られてしまったら、もう侵入しようという気にはなりません。下のグラフを見ていただいても分かる通り、「声をかけられた」は、最強の侵入断念理由となるのです。

 

 

地域でお互いの暮らしを何となく気に掛ける関係を作っておくことは大切です。そこができていると、「入りにくい地域」として認識され、地域ごと、侵入者の被害に遭いにくくなるのです。

また、家のつくりとして、怪しい人がいた時に、周りに住んでいる人たちが気づきやすいようにしておくことも大切です。
高い塀で囲まれた家と、フェンスと背の低い植木で囲われている家、どちらが泥棒に入りやすいと思いますか? 答えは、高い塀で囲まれた家です。一度その塀の中に入ってしまえば、外から見えなくなるからです。

家の周りはすぐには変えられないよ、という方も、敷地内に砂利を敷く足場になるようなものを置かないなど、できることはいろいろあります。

できるところから少しずつ変えて、相手が「この家はやめておこう」と感じるような家に、していきたいですね。

(記事中のグラフは、警察庁サイト「住まいる防犯110番」よりお借りしました。)