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2019.05.09

家づくりのお役立ちコラム

新緑の季節。お家の“外”ライフを楽しむための工夫

■夢と現実を考えたい、庭の木

5月になりました。ゴールデンウィークも終わり、皆さんもひと段落といったところでしょうか。緑もきれいで、過ごしやすい季節ですね。温度も湿度もほどほどで、気持ちの良い日々が過ごせるこの時期は、「家」にとってもお困りごとの少ない、いい季節です。

 

家族でお出かけするなど外で過ごすことも増え、家づくりを検討している方はいろんなお家の庭や駐車場がどんな工夫をしているかな?と、目が行くことも多いのではないでしょうか。またご自身でも、家の外回りを少し気にしてみようかなと思える季節だと思います。そこで今回は、お家の“外”ライフが少し楽しくなるようなアイデアを、考えてみたいと思います。

 

まずは、「庭の木」です。
家の中から庭を見たときに、木が見えると心が安らぎますよね。そうした自然のものがあることは、心地よい暮らしをするのに大切なこと。家を建てたら木を植えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
でも、世話が大変なのも事実。最近は、忙しいご家庭も増えているので、木をたくさん植えてしまうと、後が大変です。
「子どもが産まれた時に、桜の木を植えるのが夢だった。今では木が大きくなりすぎて大変に」
「広葉樹を選んでしまったので、毎年落葉の時期になると、お隣やお向かいの家まで風で葉っぱが飛んでしまい、気が気じゃない」
そんな声も聞こえてきます。

 

木を植えたい方へ、しらかばハウジングのオススメは、「あまり大きくならず、落葉が気にならない木を、シンボル的に1本だけ植える」です。
木は、根もとてもしっかりと張るので、一度植えてある程度まで伸びた後は、抜こうと思っても簡単にはいきません。どの木を植えるか選ぶ時に先々までしっかり考えて、納得の1本を植えたいですね。

 

■変わらず人気の「ウッドデッキ」

今も昔も変わらず人気なのが、ウッドデッキ
この季節は、お友達を呼んでバーベキューをしたり、日差しや風を楽しみながらお昼寝したり、本を読んだりと、ウッドデッキが活躍する機会も多いようです。リビングの掃き出し窓の先にウッドデッキを設ける家がほとんどなので、生活空間と地続きのところに、ちょっとした非日常があるという感じが、とてもいいですよね。

 

家を建てる時にウッドデッキを考える場合、少し気にしていただくと良いのは、どう日よけをするかということです。太陽の光を浴びて過ごせるのがウッドデッキの良さではあるのですが、直射日光をしっかりと浴びてしまうと、この時期でも意外と暑く感じます。まして夏などはウッドデッキに出る気すら無くなってしまいがちです。最近人気なのは、2階のバルコニーやベランダの下を、ウッドデッキにするという選択です。これなら、ある程度日影ができますよね。

 

ウッドデッキも、年月が経つとだんだんと朽ちてきます。特に腐りやすいのは、日が当たらない部分。雨が降って水を吸ってしまった木から、水が抜けきらないうちにまた雨が降り…という日が重なって、なかなか乾かないままだと腐りが早くなります。
対策できることのひとつとしては、水に強い木を選ぶことです。しらかばハウジングでは、比較的リーズナブルで腐りにくいことから、昔、船に使われていたといわれる油を多く含む木を採用し、できるだけ長持ちするように作っています。

それでもやはり、塗装も含めて、何年かに1度はメンテナンスをしてあげることも大事。そうそう、ご自身でDIYをされる方もいると思いますが、ウッドデッキにペンキを塗るのは良くないです。ペンキは均一にはがれませんし、そもそもペンキが塗られていると木が呼吸をしづらいので、早くダメになってしまうのです。DIYは、やってみる前に一度、相談してくださいね。

 

■外遊びの主役、子どもが喜ぶ工夫とは?

そして何といっても「小さな子どものために外スペースを有効活用したい」という方が多いのではないでしょうか。「公園が近くにないので、なかなか連れて行けない」「忙しくて時間がとれない」という方にも、家の外に少しだけ遊びスペースがあるのはとてもありがたいですよね。

基本、作ろうと思えば何でもできます。小さな砂場を用意したり、ブランコを置いたりした家もあります。スペースに合わせてですが、お子さんが安全に楽しめるよう、遊び場としての機能をもたせることは難しくありません。畑スペースを作って、一緒に作物を植えてみるなども、良いかもしれませんね。

子どもは砂や土とお友達なので、外遊びのあと、手や服はかなり汚れます。時としては足も。いつ脱いだの?と言いたくなるくらい、履いていた靴や靴下がその辺にポイっと置いてあったりして…。「そのまま家に入ってこないで~!」と思わずツノを出してしまう前に、外の遊びスペースに水場を用意しましょう。自分でちゃんと手が洗え、使ったおもちゃなども洗えるように、立水栓(立って少しかがめば手が洗えるようになっていて、下に水受けの枠もあるもの)がおすすめ。花の水やりなどを目的として設置されている散水栓では、子どもだけでは使いづらいです。この、しゃがまずに使えるというのは、年を取ってからも意外とありがたいんですよ。

 

せっかくの良い季節なので、家の周りのスペースを有効利用して、緑や風を感じた暮らしを楽しみたいですね。あなたや家族の暮らしに合った楽しみ方で、気持ちよい日々を♪