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2018.09.13

住まいのノウハウ

「家を建てよう!」最初に訪れるべきは不動産屋さん?工務店?(刈谷市)

 

皆さんは、家を建てようと思った時に、まずどこを訪ねますか?
土地を持っていない方は、まずは不動産屋さんへ行かれるのではないでしょうか。
そして希望を伝え、良い土地が出てくるのを待っていると、ある日電話がかかってきます。
「〇〇さん、ご希望の町で新しい土地がでました。まだチラシにも載せていません。いい形ですしお値打ちなので、すぐに売れてしまうと思います。どうされますか?」

 

土地の購入は早い者勝ちです。
多少予算オーバーであっても、次はもう出ないかもしれないし…と思えば、思い切って買ってしまう気持ちも良く分かります。

こうした光景は、不動産屋さんに土地探しを頼んだ時にはよくあることです。
不動産屋さんは、土地を売るのが仕事。そのため、「いい土地」を自分のお客様のために用意できた、ということに喜びを感じます。彼らにとってはいい仕事ができた!という気持ちになって当然です。

 

ではその土地を買って、泣くのは誰でしょう。
その後冷静になったお客様と、家を建てる私たち工務店です。
「え?なんで?良い土地が買えたなら、希望の家づくりに一歩近づいたはず。喜ばしいことじゃないの?」と思ったあなた。ここから、「お金」という現実を突きつけられる、シビアな道が始まるのです。

 

土地を買うのに必要なお金は、土地代だけでは済まされない!

 

土地の代金を払う段になり、土地代だけを気にしていた人は「ちょっとだけ予算オーバー」のはずで買った土地が「かなりの予算オーバー」だったことに気づきます。

 

まず、土地を買うのに必要なお金は、土地代だけではありません。不動産屋への「仲介手数料」や、購入した月からの分を元の持ち主に払う「固定資産税」が必要になってきます。また、古家のついた土地を買った場合には、「解体費用」がかかりますが、廃棄物の分別ルールが厳しくなった今、思ったよりも高くついて、驚く人も多い現状です。
 

土地を買って、必要な金額がはっきりと分かってくると、多くの人が家の建築自体に使えるお金が当初の予定よりずいぶん少なくなっていることに気づきます。そして少し残念な気持ちを抱えて、ここで初めて私たち工務店を訪ねてくださいます。

そこで私は、頭の中でこう叫んでいます。
「あぁ、もっと早く来てくださればよかったのに!!」

 

私は、家を建てられるときには、土地探しも含めて工務店と一緒にやるのが一番だと思っています。
工務店は家づくりのプロですから、お客様の希望の家づくりをするために、という目線で土地を探します。
不動産屋さんが「一般的に良いと思われる土地」を「良い土地」として紹介するのに対して、工務店はもっとお客様それぞれに合わせた目線をもち、「こんな家が建てたいなら、こんな暮らしがしたいなら、この土地は良い・良くない」と判断することができます。

 

さらに、私たちしらかばハウジングのように、不動産売買の免許を持っている工務店でしたら、その手続きも一緒にできますので、土地の手続きは不動産屋で、家を建てる話は工務店で、というわずらわしさもありません。

 

危ない!工務店との認識の違い

 

さて、土地の購入ができたとして、家を建てる段階に入ります。

同じくお金の問題として、ここで気をつけていただきたいのは「家を建てるための費用を、どこまでと考えるか」という点での、皆さんと工務店の認識の違いです。
例えば「2,000万円で家を建てたいんだけど…」と皆さんがおっしゃる時、工務店側はたいてい「本体価格2,000万円」という意味だと考えます。

 

皆さんはこの「本体価格」という言葉が何を指すのかを、知っていますか?
本体価格というのは、「家そのものを建てるための価格」です。
外構はもちろん別。照明やカーテンなども、別です。
このあたりまでは、あまり意外には感じないかもしれません。

 

では、これはどうでしょう。
外部給排水という、家の配管と外の配管をつなぐための、自分の土地内の配管工事。これも別です。
こうした、本体価格以外にかかる費用は、一般的な家で600万円程度だと言われています(リクルート調べ)。

 

もし皆さんが「2,000万円で家を建てたい」と言った時に、上記の本体価格以外のものも含めての言葉だったとしたら、それは工務店にきちんと伝わっているでしょうか。工務店の頭にあるのが「本体価格2,000万円」だったとしたら大変です。

こうした家づくりの「脇役」のように感じる諸費用も、計算していくとけっこうな金額になること、工務店との意思疎通をしっかりする必要があることを、覚えておいてくださいね。

 

 

ほかにも、お金の面ではいろんな「知らなかった」が起こりがちです。
例えば住宅ローンを借りる金融機関の規定もさまざま。
家が建ってから一括でしかお金を貸してくれないところもあり、そこで契約してしまったばかりに工務店に分割して払うお金が払えなくなってしまったとか(通常、建築費は大きな金額になるので、3回に分けてお支払いただくものです)。
家の保険代を支払うのに住宅ローンを期待していたら、火災保険は自己資金で払ってくださいと言われたとか。
契約してしまった後にこうしたお話をお聞きするのがとても残念なので、お金のこともぜひ早めにご相談くださいね。