2020.05.21
家づくりのお役立ちコラム
心地よい住まいの設計を考える〜天井の高さ〜
OMソーラーの家やFFC®健康住宅など健康・快適に暮らせる家づくりを皆様にご提案してきた、しらかばハウジング。
住まいの性能はもちろんのこと、住まいの心地よさにもこだわっています。
今回は、設計時に私たちが考えている「天井の高さ」について少しだけお話ししてみましょう。
■「高い天井がいい」に込められた想いを知る
家づくりの雑誌などでよく目にするのが「高い天井が開放的なリビング」「開放感を持たせるために天井は高く・・・」などといった表現です。あまりにたくさん目にするので知らず知らずのうちに【天井が高い=部屋が広く感じられる】と思っている方も多いのではないでしょうか。
家づくりのお打ち合わせをしていると「天井が高い家がいい」というご要望をお客様からいただくことも少なくありません。
そんなとき、私たちが大切にしているのは「天井が高い家がいい」という願いを言葉通りに受け取って、ただその願いをプランに落とし込むだけではダメだという姿勢です。
もちろん、天井を20cm高くするだけで、部屋の印象は大きく変わります。
・・・けれど、天井を高くするとどうしても通常の天井高の家よりもお金がかかってしまいます。
トータル予算を考えたとき、もし天井高を希望通り高くできない、となったら。願いを諦めるしか、ないのでしょうか?
いえ、そんなことはありません!
設計の工夫で天井を高くしなくても、「こんな空間(家)にしたい」という願いは叶えられます。
■代替案や解決策を考えるのがプロの役割!
たとえば、壁や天井・床の色を明るい色にするだけで、部屋は広く感じられるようになります。
また、そもそもなぜ「天井を高くして広い空間にしたいのか」という理由を掘り下げて考えてみると、もっと別の解決策があるかもしれません。
「開放感ある部屋がいい」という希望の背景にはお客様それぞれのこだわりがあるはずです。
・開放感あるLDK空間なら家族が自然と集まってくるだろうから
・大きな観葉植物を飾りたい
・日中家にいることが多いから、日の光をたくさん家に取り込みたい
・・・などなど、「天井を高くしたい」の裏にある願いは人によっても、家族によっても違います。
私たちの仕事は、表面的な「天井を高くする」という願いではなく、こうしたその裏にある願いを聞き出し、家づくりに反映させることなのです。
■「どんな時間を過ごしたいか」をお聞かせください
しらかばハウジングでは、限られた予算の中でも最大限、お客様に「この家で暮らすのが楽しい!」と思っていただける住まいの形をご提案いたします。
まずは「マイホームでどんな時間を過ごしたいのか」「将来どんな暮らしをしたいのか」をお聞かせください。
面積や部屋数、天井高などにとらわれず、本当の意味で快適に暮らせる家づくりを私たちと一緒にはじめませんか?
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