2020.07.30
夏涼しい家を考える〜快適な家づくりで夏も元気に乗り切ろう!〜
もうすぐ長かった梅雨も終わります。今年の梅雨は大雨も多く、家の中のジメジメとした湿度に悩まされた方も多かったのではないでしょうか?
そんな梅雨が終わっても、次に来るのは暑い夏。
日本の夏は高温多湿で、熱中症対策なども考えないといけません。
そこで今日は、家づくりの視点から「夏も快適に涼しく過ごす」ための工夫をご紹介いたします。
■夏の涼しさを作る工夫1:日光をうまく遮る
夏も涼しく過ごすために、古くから日本の家屋でも取り入れられてきたのが「日光を遮る」工夫です。
例えば「深い軒」は夏の暑い日差しを屋根が遮り、室内に入らないようにすることで家の中を涼しくしてくれています。
数年前はグリーンカーテンなども人気でしたが、これも日差しを遮る工夫のひとつ。
軒が深くないお家でも、すだれやカーテンを使うと良いでしょう。
もし、より効果的に日差しを遮りたいなら、カーテンよりも、窓の外につける「すだれ」がおすすめです。というのも、カーテンではどうしても窓ガラスとカーテンの間に暑い空気が溜まり、室内側に暑さのもとができてしまうから。
その点、すだれなら家に入る空気を、窓の外で日差しを遮ることによって暑くならないようにしてくれます。
より効果的に室内を涼しくするなら、どこに熱い空気があるか…も意識してみると良いですよ。
■夏の涼しさを作る工夫2:湿度を下げる
暑さを感じる原因として、気温に加えて考えられるのが“湿度”です。
同じ気温でも湿度が高いと、より不快感を感じやすくなります。新型コロナウイルス予防でマスクをしていると、暑さや息苦しさを感じるのは、マスクの中が蒸れて湿度が篭ってしまっているから。
住まいにおいても、湿度を下げる工夫をすることで、暑さを和らげられます。
では、いったいどうやって湿度を下げればいいのか。
方法はいくつかありますが、1つは調湿作用のある塗壁素材を使うこと。塗壁素材には珪藻土や漆喰などがあり、しらかばハウジングでもお客様のご要望に合わせてご提案しています。
もうひとつ、湿度を下げる工夫としてできるのが「空気の流れを良くする」こと。
例えば、しらかばハウジングが手掛けている風や日光など自然の力を上手に暮らしに取り入れたOMソーラーの家もそうした工夫が施されている住まいです。
風の通りを考えて、空気が常に循環するよう設計された住まいは、湿度が上がりすぎることも少なくなり、夏も快適に過ごせます。
これから家づくりを考えている方は、ぜひ、夏の涼しやすさも考えたプランを検討してみてはいかがでしょうか?
しらかばハウジングでは、設計の段階から、夏涼しく快適な住まいの形をご提案させていただきます。