2020.08.13
家づくりのお役立ちコラム
タンクレスorタンクあり、どっちがいい? 意外と知らないトイレの話
家の中で毎日使う場所といえば、リビングやキッチン、寝室などが思い浮かびます。
でも…意外と忘れがちなよく使う場所、といえばズバリ「トイレ」!
キッチンでお料理をしない日はあっても、トイレを使わない日はないのではないでしょうか?
だからこそ、しっかりと考えておきたいトイレプラン。
新築だけでなく、これからリフォームを考えている方にも役立つトイレの話を今日はお届けします。
■トイレは日々進化している!?
来日した外国人の方から「日本ってすごい!」と驚かれることが多い日本のトイレ。
トイレの便座が暖かったり、勝手に蓋がセンサーで開閉したりするのは、私たちにとって当たり前の光景ですよね。
大と小があるというのも驚かれるポイントです。日本の「MOTTAINAI」精神がこんなところまで…と感心してもらえると考えると誇らしいものがありますね。
そんなトイレも、実は日々進化!
1990年ごろから登場したタンクレストイレは、今や主流のスタイルとなっています。
他にも、Bluetoothでスマホから音楽がかけられるものや、トイレの足元がライトで点灯されるタイプもあります。
トイレで音楽を流す必要があるか……は人それぞれかもしれませんが、トイレひとつとっても、住まいの性能はいろいろ進化しているということが分かりますよね。
また、最近のトイレは節水・節電性能も高いため、リフォームでトイレを交換するだけでそれなりに節約効果があります。
メーカーによっても機能はそれぞれ違いますが、大きく分けてトイレのタイプを分けるとすれば、タンクレスタイプとタンクありタイプに分かれます。
ここからは、タンクレストイレとタンクありトイレの違いやメリット・デメリットを一緒に見ていきましょう。
■タンクレストイレのメリット・デメリット
タンクレス(水を溜めるタンクがない)タイプのトイレは、タンクがない分コンパクト。
すっきりとした見た目で奥行きがない分、トイレの限られた空間を広く見せてくれるメリットがあります。タンクがない分、トイレ周りもすっきりとしていて、掃除がしやすいのも地味かもしれませんが嬉しいポイントです。
また、タンクに水を貯めないので、節水面でもメリット大!
ただし、タンクレストイレにもデメリットが。
例えば、2階などトイレを設置する場所によっては、トイレまでの配管が長くなり、水圧が弱く、流れにくいこともあります。
(この問題を解決する、水圧をかけるタイプのタンクレストイレも登場しています)
また、タンクレスタイプは手洗い場所を設置する必要があるので、手洗い場を作る費用がかかるのもデメリットの一つ。
お客様もよく使う場所はタンクレスに、2階などはタンクありタイプでコストカットを・・・なんて使い分けてみるのも良いでしょう。
■タンクがあるトイレのメリット・デメリット
従来型のタンクありタイプのトイレは、タンクレスと比べて設置のためのスペースが広く必要になります。
ただし、タンクの上に手洗いスペースがあるので、別途手洗い場を作らなくても良い分、コストが安くなります。
また、タンクに一度水を溜めているので、万が一の災害時に停電したり水が止まったりしてしまっても、1回くらいは水を流せるのも、いいところかもしれませんね。
日々進化しているトイレ。
ショールームなどに行ってみると「こんな機能もあるんだ!」と面白い発見があるかもしれません。
これからマイホームを建てる方、リフォームを考えている方は、ぜひトイレにも注目してみてくださいね。
しらかばハウジングも、お客様のライフスタイルや予算に合わせたトイレプラン、ご提案させていただきます!
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