2024.03.14
家づくりのお役立ちコラム
ブロック塀は無くしたほうがいい?イマドキの事情が知りたい!【リノベ・リフォーム豆知識】
こんにちは、しらかばハウジングです。
リフォームやリノベーションを検討する際に、外構周りで考えておきたいのがブロック塀についてです。
大地震が発生すると、倒壊の危険があるブロック塀。崩れたブロック塀の下敷きになる怪我や死亡事故の例もあることから、安全対策として撤去も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
ブロック塀の撤去には自治体から補助金が出ることがあります。
■ブロック塀はなぜ危険?
かつての住まいでは当たり前に作られていたブロック塀。
昭和初期から昭和40〜50年代ごろに作られた古いものだと、中に鉄筋が入っていないものや高さが2m以上あるものもあります。ブロック塀は、地震の揺れで倒壊してしまえば、避難経路が塞がれてしまうだけでなく、崩れた塀の下敷きになって命を失ってしまうことも。
また、倒壊したブロック塀による怪我で裁判を起こされてしまうケースもありますから「まあいいか」で放置しておくのは避けておきたいところです。
■ブロック塀の撤去には補助金が出る!
愛知県刈谷市では、ブロック塀の撤去に対して補助金が出ています。
刈谷市の公式HPを見てみると、補助金の交付条件は次のようになっています。
“道路、通学路、避難道路、緊急輸送道路又は公共施設の敷地に面する当該ブロック塀等のうち、その境界から2メートル以内に設置された部分の撤去を行う場合に補助金を交付します。” *¹
<*¹出典:刈谷市公式HP『ブロック塀等撤去費補助制度』,2023年10月27日更新>
交付される補助金は、最大15万円。
少しでも費用が補助されるのであれば、なおさらブロック塀の撤去を考えてみたいところです。
■ブロック塀撤去をするときの注意点
ブロック塀を撤去するときには、ブロック塀の所有権を確認しましょう。
というのも、ブロック塀の中には、敷地の境目としてブロックを設置しているものもあり、塀自体が隣地の所有者との共有財産というケースがよくあります。
また、ブロック塀が家の目隠しの役割を果たしていたなら、代わりにアルミフェンスなどを作る必要も出てきます。
大切なのは、ブロック塀の撤去は経験のある業者さんに頼むこと。
細い路地から入る住宅街の中にブロック塀がある場合には、撤去のための重機や車が入れず、費用が高くなることもあります。土留めの役割をブロック塀が担っていたなら、撤去すると土が流れてしまうケースもありますので、まずは撤去を検討しているブロック塀をプロに見てもらうのがよいでしょう。
しらかばハウジングでは、リフォーム・リノベーション時にブロック塀の撤去に関しても合わせてサポートしています。気軽にご相談ください。
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