2024.08.15
家づくりのお役立ちコラム
OMXって一体何?OMソーラーとの違いなど、よくある質問にお答えします!
こんにちは、しらかばハウジングです。
しらかばハウジングでは、現在ナナハピプロジェクトに向けて、OMX技術を搭載した住まいの設計に大忙し。そこで今回は、OMXの家とは一体どんな住まいなのか、お客さまからよくいただくご質問にお答えしながら、魅力を深掘りしてみましょう!
■OMXの家とはそもそもどんな住まいなの?
OMXとは、冬は太陽熱による暖房を活用しながら、最新のエアコンシステムによる全館空調、そしてヒートポンプ給湯システムにより、季節を問わず24時間快適な環境を叶える住まいのかたちです。
OMXの住まいを快適に保つための技術は、季節によって少しずつ異なります。
<冬>
たとえば、暖房が必要な冬は、晴れた日に屋根で集めた太陽熱を活用した暖房システムを採用。お風呂などで使うお湯は、ヒートポンプを使って供給します。
また、太陽からの熱が集められない夜間や天気の悪い日は、ヒートポンプが室内を温める暖房としての機能も果たしてくれます。
<夏>
OMXの住まいは、夏の快適さも大切にしています。
暑い季節は、ヒートポンプにより冷房をかけ、発生した熱は水を沸かす給湯に活用しています。本来エアコンで冷房を使うと、熱は室外機から室外に排出されてしまいます。
この排出熱は、ヒートアイランド現象の原因とも言われている厄介な存在。
OMXのシステムなら、こうした排出熱を極力減らせるので、地球の温暖化対策やヒートアイランド現象対策にも役立てられます。
■OMXとOMソーラーって何が違うの?
OMソーラーには、最もベーシックなOMソーラーと、太陽光発電が載ったOMクワトロソーラーがあります。ここでは、OMX、OMクワトロソーラー、OMソーラーの3つの違いについてお話ししてみましょう!
まず、OMソーラーは自然エネルギーを活用しているのが大きな特徴です。
上のイラストのように、屋根にある集熱パネルから太陽熱で暖かくなった空気を集め、屋根上から室内に送り出すことで冬の暖房として使うのがOMソーラーの大まかな仕組みです。
このOMソーラーの仕組みをさらに進化させて、太陽光発電を搭載したのがOMクワトロソーラーです。
上のイラストのように、屋根には特殊な太陽光発電パネルを搭載し、冬は屋根で暖かくなった空気をOMソーラーのように暖房に活用。さらに太陽光発電をすることで、給湯や家で使う電気を賄える仕組みです。
こうしたOMソーラーやOMクワトロソーラーとOMXの家が大きく違うのは、夏の過ごしやすさをさらに進化させている点です。
従来のOMソーラーやOMクワトロソーラーは、暑い夏の冷房効率などはそこまで重視されていませんでした。ですが、昨今のような酷暑と呼ばれる日が多いことからもわかるように、日本の夏は暑さ対策をするために、どうしてもエアコンを使わなければません。
OMXでは全館空調を採用しており、夏場に冷房を入れたとき、ヒートポンプにより暑い空気を外に排出します。さらに、排出された熱を給湯に使うので、温暖化対策と省エネが叶う仕組みになっています。
■OMXの家を建てるために土地に制約はある?
夏だけでなく、冬も快適に過ごせるOMXの住まいでは、太陽光エネルギーを活用した発電や、屋根熱を活用した暖房システムを使っているため、南からの日差しを確保できる土地の方がよいでしょう。
たとえば、近くに高い建物があり日当たりが悪いような立地だと、OMXの良さを十分に引き出せない場合もあります。
■OMXの家で電気代はどのくらい節約できる?
OMXの家は、排熱利用で水を沸かすことで給湯時に使うエネルギーを節約できます。また、太陽光発電が搭載されているので、電気代を自家発電で賄うことができるのも魅力。蓄電池も取り入れることで、24時間電気を買わずに生活することも十分可能な住まいです。
実際に、OMXの家を建てたお客さまに光熱費について伺うと、蓄電池は搭載していないものの、アパート暮らしの頃と電気代はほぼ同じ。(家が大きくなっているのに、電気代は変わらないのは嬉しいですよね!)
さらにオール電化になっているので、ガス代がない分、家計に占める光熱費は大きく減っていると教えてくださいました。
しらかばハウジングでは、現在進行している集合型展示場プロジェクト「ナナハピ」でも、OMXを搭載した住まいをご提案する予定です。ぜひ楽しみにしていてくださいね!
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