2024.05.22
スタッフブログ
けたたましく鳴く❗ケリ💖(自然のたより No.258)
みなさん、こんばんは。
しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。
きょうは、
けたたましく鳴くケリを
ご覧ください。
けたたましく鳴くケリ(昨日:5/21)
昨日、ミササガパーク近くを歩いていると
甲高い「キリッ」「キリッ」という鳴き声が聞こえてきました。
ケリの鳴き声です。
声のする方に近づいていくと、
ケリが畑の隅の道沿いに居ました。
さらに近づいても、逃げません。
甲高い声は出し続けています。
視線をある一方へ向けているようです。
その方向を見ると、
もう一羽ケリがいました。
「縄張り争いかな?」と思いましたが、
争う気配はありません。
そうしている間に
鳴いていた一羽が飛び立ち、
アスファルトの道路の上に降り立ちました。
降り立った方へ近づいていくと、
また飛び立ちました。
一時降り立った方に目をやると、
畑と道路の間の溝に何か動くものがあります。
よく見るとひな(ひなといっても成鳥に近いひなですね)です。
溝のふたのかぶさった下でも歩いたのでしょうか。
クモの巣のようなものがついています。
さっきの甲高い鳴き声は、
ひなに注意しろという合図だったのでしょうね。
心配したのか親鳥が側溝の近くにまた降り立ちました。
そして、辺りに人が近づかないか様子をうかがっています。
ひなは、まだ、側溝の中に居ました。
今日も甲高い声でなくケリ(5/22)
今日も、昨日と同じ場所に行くと、
あの甲高いケリの声が聞こえてきました。
昨日の畑に隣接する水田の方から聞こえます。
水田に行くと、
昨日出会った親鳥が
水田の中を鳴き声を上げながら歩いていました。
ふと足を止めて、
心配そうな眼付きで一方を向きました。
その方向を見ると、
ひなが水田を歩いていました。
ひなも足を止め親鳥の方を見つめ出しました。
親鳥はまだ心配そうな顔つきで
時々甲高い声を出しています。
ひなは、体をかがめて歩き出しました。
歩き出すと、さらに体制を低くしています。
ひなは、どうも水面を見つめているようです。
身を隠すためかがめたのかと思ったのですが、
餌をとる練習をしているのかもしれませんね。
その時、親はこんな感じで水面をつついたようでした。
ケリは春、水田で縄張り争いをして縄張りを決めます。
縄張りの田んぼの田植えの時期を知っているのか
産卵すると、その田んぼの田植えの時期までにひなが孵化するということです。
(でも、中には田植えまでに間に合わないものもあるでしょうね)
ということで、この時期ケリは子育て中なんですね。
田んぼでケリが甲高く鳴いていたら、
その近くでひなが見られるかもしれませんよ。
今日も「自然のたより」をご覧いただき、
ありがとうございます。