2020.06.18
家づくりのお役立ちコラム
〜家と私の物語〜 我が家の“味”が環(めぐ)るキッチン♪
しらかばハウジングでつくるマイホームは、未来へ住み継ぐ、暮らしと思い出が環(めぐ)る家♪
お誕生日をお祝いした日も、親子喧嘩をした日も、なんでもない1日も、必ず家族が集まって時間を過ごしたのがキッチンとダイニング。そんなお家も多いのではないでしょうか?
今日は、そんなキッチンで育まれた、ある家族のものがたりをご紹介いたします。
*登場する人物・舞台は架空のものです。
■学校から帰ってすぐに覗いた冷蔵庫
お腹を空かせて学校から帰ってきた日。
真っ先に向かうのは、キッチンだった。私の家の間取りは少し変わっていて、玄関からクローゼット、そしてキッチンへと直接入れるようになっていた。
ランドセルを置いたらキッチンの流しで手を洗って、とりあえず冷蔵庫を開ける。
すると、母が作ってくれたプリンやお手製のケーキなどがいつも冷蔵庫に入っていた。今思えば、よく作ってくれたな〜と思うが、母の作るおやつは手作りが当たり前。ランドセルを置いたらキッチンの流しで手を洗って、とりあえず冷蔵庫を開ける。
子どもの頃は、飾りっ気のない茶色ばかりのプリンやケーキではなく、スーパーのお菓子コーナーに並んでいるカラフルなフルーツで彩られたおやつが羨ましい・・・なんて思っていたものだった。
■習慣も遺伝する!?
大きくなって結婚して、私もいよいよマイホームを持つことになった。
我が家のキッチンも、実家のように、玄関から直行・・・の間取りは叶えられなかったが、どうやら子どもたちは、学校から帰り、玄関ではなく勝手口から入ってキッチンに直行しているらしい。
冷蔵庫には“開ける前に手を洗って!” と書かれた大きな貼り紙がいつしか貼られるようになった。
「おやつを冷蔵庫に入れておくと、すぐになくなっちゃうから、作りがいがあるわ!」
と、あっという間に冷蔵庫のおやつがなくなることをポジティブに捉える妻。
頼もしい彼女の姿を見ながら、心の中で「ごめん、それは俺の遺伝だ・・・、いつもありがとう」と心の中でつぶやいた。
■おやつ担当に就任!
そんな折、新型コロナウイルスの影響で在宅ワークをするようになり、子どもたちと1日過ごす日が増えた。
医療機関で働く妻は、パートとはいえ忙しさが増す一方。自然と日中の子どもたちを見るのは私の役割になった。
せっかく家にいる時間が長いから!とこの機会に始めてみたのが、おやつ作り。
母が昔作ってくれたプリンやカップケーキのレシピを聞きながら、見よう見まねで作ってみると、案外面白くてハマってしまった。
大雑把につくるので、ついつい量が多くなってしまうが、子どもたちは満更でもなさそう。妻も「あなたがおやつ作りにハマるなんて思わなかった」と意外そうな顔をしながら、仕事帰りに食べてくれている。
いつも頑張ってくれている妻への感謝の気持ちを込めて。
これからは、おやつだけでなく、せめて休日のお昼ご飯くらいは担当しようかなと思っている。
そのために・・・パン焼き器が欲しいと言ったら、妻は呆れた顔をするだろうか。
いつも家族が集まるキッチン空間の住人に、私もやっと仲間入りできたような気がしている。
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