2018.03.06
家づくりのお役立ちコラム
なぜ結露はできるのか?
冬場に特に多く生じてしまう結露。春先の季節にも結露が起こり、カビが発生してまうことも。
では、なぜ結露はできてしまうのでしょうか。
結露は家の中と外との温度差が原因です。
家の中の温かい空気に含まれている水蒸気が、窓ガラスや窓のサッシの部分で冷やされて、水滴になってしまうんです。
新築の場合の結露の対策には、何がオススメかというと…。
「1枚の窓ガラスではなく、複層のものにすること」
「窓のサッシをアルミ製ではなく、樹脂製のものにすること」
住まいの中で、温かい空気が逃げてしまう場所、熱欠損率の高い場所が、開口部となる窓です。複層ガラスにしたり、窓のサッシを樹脂製のものにしたりすると、家の中から外への熱の伝わりが抑えられ、結露の防止になります。
窓ガラスには、「Low-E(Emissivity、低放射)」という金属膜コーティングを施したもの、乾燥空気の替わりにアルゴンガスを注入したものなど、断熱性や遮熱性に優れたものもあるので、さらに性能を高めたい時にはオススメです♪冷暖房の効率を高めて、節電にもつながります。
次回はリフォームの場合の遮熱・断熱のための内窓や専用塗料による結露の防止、また免疫住宅(FFC)によるカビの防止についてご紹介します。