2018.08.21
施工事例
施工事例:広々とした敷地を生かした遊び心のある家 安城市O様邸(後編)
前回、前編をお届けした、安城市O様邸の施工事例(https://shirakaba-h.com/blog/20180816)。
今回もその特徴をご紹介します。
建築時は、2人のお子様がいらっしゃったO様。その間取りには、将来を考えられてのものがいくつかありました。
1つ目は、リビングの奥に設置された階段。
これは、学校から帰って来た子どもたちが、必ずリビングを通らないと2階の子ども部屋に行けないという状況を作ってくれます。
思春期になると、「ただいま」「おかえり」さえ面倒になってしまう子どもも多いもの。
でもリビングに階段があれば、いつ帰って来たかも分からない、などという状況にはせず、顔を見て挨拶ができますね。
2つ目は、2階に2つ作った子ども部屋のうち、ひとつは倍の広さにして、将来真ん中で仕切れるようにしたこと。
ドアも2つ、窓もそれぞれについています。
これで3人目が生まれても、バッチリ対応できます。2人兄弟のままだったとしても、このように部屋が作られていれば、兄弟で広い部屋を一緒に使うこともできますし、分けたいときには分けられます。子どもの成長に合わせて、いつでも柔軟に変えられますね。
そして3つ目は、将来というよりも今ありがたい場所。
玄関の右奥に伸びる、土間です。
ベビーカーや子どもの外遊び道具などが、この広い土間に置かれています。
大きくなって、部活の道具や、野外グッズなどが増えてきても、きっとこのスペースが役に立ってくれますね。
広い土地には、それを生かした家づくりを。
上手な家づくりは、成長していく子どもたちとの毎日の可能性を、より広げてくれるはずです。