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2023.11.06

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「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」ジオサイト「楽寿園」【Part1】🎈(自然のたより No.150)

みなさん、こんばんは。

しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。

きょうは、先日訪れた

国の「天然記念物及び名勝」に指定され、

ユネスコ世界ジオパークに認定されている

「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」

ジオサイト(地球の活動がわかる地質や地形のある場所)の一つ

三島市立公園「楽寿園」を紹介します。

 


ジオサイト「楽寿園」

写真の地面の上にごつごつ盛り上がった岩が、

約一万年前に富士山から30キロメートルも流れ降りて冷え固まった三島溶岩流がです。

 

少し近づいてみました。

 

角度を変えて撮ってみました。

 

写真中央の奥の方が溶岩塚の断面が見られる部分です。

「溶岩塚」とは、

粘り気の少ない溶岩流の末端にできる

円形古墳のような地形のことです。

手前の中央から右側に盛り上がって見えるのが

下から上に流れたように見える

「縄状溶岩」です。

 

縄状溶岩の部分に近づいて撮ってみました。

 

これも、三島溶岩流です。

この場所では現在、

溶岩流の上に苔や木が生えています。

何か癒される情景でした。

 

溶岩小洞穴です。

溶岩トンネルの中を流れる溶岩から抜け出たガスの成分がたまり、

上側の溶岩を押し上げた空洞です。

 

こんな感じの「溶岩小洞穴」もありました。

 

「楽寿園」にあった三島溶岩の説明書きです。

 


次回は楽寿園内の樹木等の様子を紹介したいと思います。