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2023.11.08

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「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」ジオサイト「楽寿園」【Part2】🎈(自然のたより No.151)

みなさん、こんばんは。

しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。

きょうは、

ジオサイト「楽寿園」の「溶岩塚」上の

コケや木の根の様子を紹介します。

 


ジオサイト「楽寿園」の「溶岩塚」上の苔や木の根

楽寿園内を散策すると、

この写真ように

美しい景観が目に飛び込んできます。

 

前の写真の中央から右側の方をやや大きく写してみました。

 

ここは溶岩が一部露出していますが、

その周りには苔が生えています。

 

溶岩が高く出ていおないところには苔が生えていますね。

 

このように低くなっているところには、一面苔が生えています。

さらに、苔の上には発芽して育ち出した小さな木もたくさん見かけられます。

 

この崖のようになったところにも

苔がびっしりと生え、

その上に木の芽が育ちつつありますね。

苔が生えているということは、

湿っていて水があるということですよね。

だから木の芽が出てくるのでしょうね。

 

この写真をよく見ると、

苔の上を長く根が伸びている様子が見られますね。

苔の下に硬い溶岩があるので、

下には根が伸びることが出ずに、

横に伸びているんでしょうかねえ。

 

こんなところにも、苔がびっしり生え、

木の根が長く伸び、

発芽して育ち出した幼木が奥の方に見られますね。

 

溶岩の上に苔がびっしり生え、

その上に大きく育とうと木が根を張っていますね。

 

溶岩の上で発芽したのでしょう。

幹のような根を伸ばしているのがすごいですね。

 

  根がすごいですね。

生きる力強さを感じますね。

 

溶岩と苔の上に

たくさんの木が生え、

根が入り乱れています。

 

ここの木々の長く伸びた根が

溶岩を抱きかかえるようにして

自分を支え、倒れないように

頑張って立っている感じが伝わってきます。

 

大きな3本の木です。

密着して映えています。

 

3本の木の根元の様子です。

 

 さらに近づいてみました。

 

もっと近づいてみますと、

すごいです。

お互いのすき間がないぐらい木の根が入り乱れ、

張り巡っています。

これは、お互いの木を支え、

大きく育っても倒れないようにしているのでしょうね。

こうしてお互いに助け合うと同時に

もし、3本のうちの1本が枯れ死んだとしても、

その枯れ死んだ気を養分にしてほかの木が生きていくのでしょうね。

でも、枯れ死んだ気もきっと種を落とし、

その種が生き残った木が枯死した時に

その木を栄養に育っていくのではないかと

考えてしまいますね。

これは、生きものがお互いに生きていく

多様性の大事さにも通じるような気がします。

でも、お互いになんとしても生きようとする

力強さを感じました。

 


 

富士山の噴火で流れた溶岩で

何もなくなってしまったであろう場所に

こんな素敵な力強い緑の生き物たちが

今、いのちの営みを行っていることに

感動しました。

この富士山の溶岩流の端っこの溶岩塚には、

豊富な養分はないでしょう。

しかし、富士山で地面にしみ込んだ伏流水が、

この溶岩流の端っこで湧き出る豊富な水が

苔を育み、

苔が含む水が、

木を発芽させ、

育ているんですね。

すばらしい!!