BLOGブログ

  • トップページ>
  • ブログ>
  • 「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」ジオサイト「源兵衛川」🎈(自然のたより No.154)

2023.11.14

▼スタッフブログ

「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」ジオサイト「源兵衛川」🎈(自然のたより No.154)

みなさん、こんばんは。

しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。

きょうは、

ジオサイト「源兵衛川」を紹介します。

 


ジオサイト「源兵衛川」

 溶岩流の末端の三島市街地では、

富士山の雪解け水や山麓に降った雨水が、

地下の水を通さない層と溶岩流のすきまなどの水を通す層の間の地下を伏流水となって

何年もかかって流れきて、

三島市街地の各所で湧いています。

楽寿園内にある小浜池も富士山の伏流水が湧いてできた池です。

この小浜池の湧水が流れ出てできたのが源兵衛川です。

現在は、小浜池の湧水量が減少したため、

柿田川の湧水の一部を還元して源兵衛川に流しているため、

素敵なせせらぎを見ることができています。

では、源兵衛川の写真をご覧ください。

 

源兵衛川の遊歩道の始まりの地点(楽寿園の南出口を出て1、2分)です。

 

川の中に木道が整備されていました。

川のせせらぎの音や視界から自然との一体感を感じました。

 

こんな飛び石のような感じのところもありました。

 

木のトンネルや橋の下を通過して川の流れとともに歩くことができました。

次の写真からは、実際に撮影できた野鳥を紹介します。

 

まず、はじめに出会ったのはカワセミでした。

 

次に出会ったのは、カルガモです。

くちばしの先が黄色いのが特徴ですね。

たくさんのカルガモと出会うことができました。

 

次はアオサギです。

 

次はヒヨドリです。

メジロです。

 

キツツキの仲間、コゲラです。

 

キセキレイです。

 

このほかジョウビタキのメスかなと思われる鳥にも出会いましたが、

うまく撮影できませんでした。

 


 

新幹線の停車する駅のすぐ近くの市街地に

こんな自然と一体感が感じられる場所があるとは

思ってもいませんでした。

地元の方の思いや努力、苦労があり、

こんなに素晴らしい場所を

保つことができているのでしょうね。

それに、富士山の伏流水が湧き出て源兵衛川が存在しているのですから、

これまでの富士山の長い歴史とそのすごさも感じました。

 

みなさんも三島市に行かれる機会がありましたら、

散策しみてはいかがでしょうか