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2023.09.13

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猿渡川沿いに生きるアカテガニ🎈(自然のたより No.130)

みなさん、こんばんは。

しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。

きょうは、猿渡川沿いに生きるアカテガニの写真

お楽しみください。

 


アカテガニ

今年、6月ごろ、ミササガパーク隣のふれあいの小径で

足元でガサガサという音を何度か聞きました。

その音が何の音だかなかなかわかりませんでした。

そのうち、その音を出している生き物をようやく発見しました。

アカテガニです。

 

人が近づくと、穴の中に隠れるんですね。

 

やっと、正面からアップで撮影できました。

その後、ふれあいの小径でたまに見かけていたのですが、

9月10日雨降り後の日暮れ時刻ぐらい暗くなったころ

多くのカニに猿渡川の高須橋から神明橋の間の南側堤防で出会いました。

 

ちょっと暗くて写りが悪いですが、アカテガニです。

 

人が近づくと草むらの中の穴に隠れます。

 

穴が近くにない場合は、一旦草の中に隠れます。

そして、すきを見て動き出します。

 

これは、堤防の道沿いにあるコンクリートでできた壁にいたアカテガニです。

 

これは、堤防沿いの道路の端の壁沿いを移動していたアカテガニです。

この一匹以外は、さっと逃げてしまいましたが、

なぜか、このアカテガニは固まってしまいました。

 

もっと近づいて撮ると、こんな感じでピタッと壁に背をくっつけて動かくなりました。

 


翌日、明るいうちに行ってみましたが、一匹も見かけませんでした。

ただ、かわいそうなことに、

車に踏まれてしまったらしい死骸を3,4匹見かけました。

きょうの日暮れ時にも行ってみましたが、

一匹も出会えませんでした。

先日のNHK放送の「さわやか自然百景」の「広島太田川下流」で

アカテガニは夏の大潮の夜、川面で産卵することを知りましたが、

卵を抱えているような雰囲気はありませんでした。

もう産卵は終えているのでしょうねえ。

アカテガニは、兵庫県では絶滅危惧種に

そのほか9県で準絶滅危惧種に指定されてるんです。

これからも気にかけて見ていきたいと思います。