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2019.12.10

家づくりのお役立ちコラム

木の種類でどう違う? 無垢材フローリングの選び方


 

■木の種類を知れば、家づくりももっと楽しくなる

突然ですが、皆さんは住宅に使われている木材の種類。どのくらいご存知ですか?
スギやヒノキ、ナラ、カエデ、クリ…と森林の多い日本では、古来からたくさんの種類の木が暮らしに使われてきました。
使う木材の種類は、地域によっても少しずつ異なります。例えば刈谷市周辺エリアでは、昔から柱にはヒノキを使うことが多いのですが、関東や関西ではヒノキよりもスギが柱に使われることが多いそうですよ。
 
そこにあるだけで、なんだかほっとする。そんな癒しを与えてくれる木材は、家づくりには欠かせない存在とも言えますよね。
 
木の良さを視覚だけでなく、触覚、嗅覚などで感じられるのが、無垢材のフローリングです。無垢フローリングは合板フローリングとは見た目も質感も、そして足触りも全く違います。
 
そこで今回は、無垢フローリングをご検討中の方に「木の種類」による無垢フローリングの違いを詳しく解説いたします。
 

 

■針葉樹と広葉樹の違い

無垢フローリングの樹種による違いは、硬さなどに表れます。
 
一つひとつを覚えていくのは大変なので、まずは針葉樹と広葉樹で、ざっくりと把握してみてもいいかも知れません。
 
針葉樹(スギやヒノキ等)は柔らかく、広葉樹(ナラ、クリ、メープル、ウォールナット等)は硬い木材になります。
 
硬さの違いは、針葉樹と広葉樹の成長スピードの違いから生まれます。例えばスギやヒノキなどの針葉樹は成長が早く、切り株を見ると年輪の幅が広くなっています。年輪が広いと、それだけ密度が低いため、柔らかな木材になるんですね。
(と言っても、柱にも使われるほど、しっかりとした素材であることは言うまでもありません。)
 

 

■木の硬さで何が変わる?

木の硬さは、フローリングにしたときの足触りに影響します。
 
柔らかい木は暖かな足触りに。硬い木もさらりと夏心地よい足触りに。
この違いを生かして、同じLDK空間でも、床に座ることのあるリビングは柔らかい木にしてあたたかく… なんて使い分ける方もいらっしゃいます。
 
また、無垢材全般に言えることですが、どんなに硬い木を使ったとしても、合板フローリングよりもはるかに足触りは柔らか。梅雨時など湿気の多い季節には、素足で歩いても、湿気を木材が程よく吸収することから、ベタベタ感もありません。
 

 

■経年変化の仕方で選んでみるのもおすすめ

無垢フローリングの樹種による違いは、硬さだけではありません。年月を経たときの色合いの変化も少しずつ違います。
 
例えば明るい白木は、少しずつに飴色に。もともと赤っぽい色の木は少しずつ黒っぽくなっていきます。1年2年ではなかなか出せない、趣のある無垢フローリングの色の変化は「住みながら家を育てる」楽しさを私たちに教えてくれます。
 
しらかばハウジングでも、無垢フローリングを使った家づくり事例がたくさん。
もっと木のことを知りたい!という方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
 
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