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2022.10.27

家づくりのお役立ちコラム

家づくりで取り入れてみたい!エイジングを楽しめる素材=無垢材にもいろいろ

こんにちは、しらかばハウジングです。
長く暮らすマイホーム。完成した時はもちろんのこと、完成後も少しずつ味わいを増していく無垢材などの素材は、経年で変化していくのを楽しむのもいいものです。
そこで今日は、エイジングを楽しめる素材として無垢材の特徴を少しだけお話ししてみましょう!

 

■木の種類によっても雰囲気が変わる無垢材

無垢フローリングのように、床材で使われることの多い無垢材。
多少お値段はしてしまいますが、やはり無垢の木ならではの良さを感じられる素材です。

例えば、夏素足で歩いてもベタベタせず、冬は温かみがある点などは、住んでみて違いを感じられるところ。
また、見た目も無垢ならではの良さがありますよね。

しらかばハウジングのお打ち合わせ部屋の一部は、いろいろな樹種の違いを見ていただけるよう、異なる木の無垢材を床に使っています。

チークやヒノキ、スギ。床の色も少しずつ違いがあることがわかります。チークは硬く、色も濃い目なので高級感やモダンな雰囲気を演出したい際に使いやすい素材。スギは、木自体が柔らかいため、冬の足触りもあたたかい素材です。

ちなみに、スギの木は年月と共にだんだんと年輪と年輪の間の部分が凹んでいき、手で触ると凹凸を感じられるようになります。わざわざこの質感を出すための「浮造(うづくり)」という加工方法もあるんですよ!

しらかばハウジングのある刈谷周辺では、スギよりもヒノキを使うことが多いという地域性もあります。伊勢神宮の柱もヒノキが使われているように、この地域の人にとっては馴染みのある素材なんですね!

 

■無垢材は年月と共にどう色が変わる?

無垢材の色の変化は、紫外線による日焼けや酸化が主な要因。
木の種類によっても違いがあり、オーク材は茶色から黄色みがかった色味へ。先ほどのチーク材は経年変化が少ないものの、材木に油分が多く含まれていることから、だんだんとツヤが出てきます。
スギは深みが増して黒い艶のある雰囲気に。ヒノキはだんだん光沢がある飴色に変わっていきます。

美しく変化させるためには油分が大切なポイント。
木自体が油分を多く含んでいるチークのように、油分がだんだんとツヤになっていくのです。

もちろん、油分が少ない樹種でも、ワックスやミツロウなどを定期的に塗ってあげることで自然な艶が出てきます。
育てる楽しみ、も無垢材を使った住まいの味わい深いところかもしれませんね!

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