2023.06.08
古民家リノベーション
【古民家リノベーション】魅力や注意点と実例をご紹介します!
こんにちは、しらかばハウジングです。
古民家暮らしや、古民家を再生したカフェやレストランなどを夢見る方も多いはず。
「いつか古民家をリノベーションしてみたい」「これから古民家暮らしに向けて動き始めたい」という方に向けて、基本となる情報をまとめてみました。
最後に実際の古民家リノベーション実例もご紹介していますので、ぜひ古民家リノベーションの基本をチェックするつもりで、参考にしてみてくださいね!
■古民家リノベーションとは?
「古民家とは何か」を指す明確な定義はありませんが、古民家と呼ばれることが多いのは、昭和初期以前に建てられた家屋です。一般社団法人全国古民家再生協会でも、古民家を“昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。”と定義づけています。
古民家をリノベーションして住居や店舗などに使うことを考えるとき、建築としても素材としても面白いのは、やはり昭和初期以前に建てられた物件。築90〜100年ほどの家は、無垢の梁や柱、床材を使っている物件が多く、職人技を感じられる物件も少なくありません。
今では使われることがほとんどない良い素材(大きな無垢の松の梁などもその一つです)が活用できるという点も、新築の家にはない魅力です。
いろいろな古民家リノベーションや住まいのリフォームをお手伝いしてきた立場からお話しすると、しらかばハウジングとして「こういう物件をチェックしてみるとおすすめ!」と言えるのは、昭和10年以前に建てられた古民家です。
■古民家リノベーションの始めかた
次は、古民家リノベーションを考える上でまずは知っておきたいポイントをいくつか整理してみましょう。
(1)物件探しについて
古民家物件を探す上でのコツはいろいろありますが、これだけは覚えておいていただきたいのが「リノベーションの経験がある工務店や大工さんにも一緒に見てもらうこと」です。
古い家によくあるのが、シロアリ被害がひどい物件や、構造上必要な柱が空間を広くするためなどの理由から切られてしまっているようなケースです。
こうなると、建物の安全性が少し心配だったり、リフォームなどの修繕費用が多額になったりしてしまいます。
本当にいい古民家なのかを見極め、いざリノベーションする場合にはどのくらいかかりそうかを検討するためには、プロに見てもらうのが一番。購入してから後悔しないように、物件を見る段階から、信頼できる工務店などに相談するのが一番です。
(2)予算について
古民家リノベーションにかかる費用は物件によっても大きく変わります。
例えば、雨漏りやシロアリなどで柱が被害に遭ってしまっているような場合には、屋根や柱の大規模な修繕が必要になります。
また、汲み取り式トイレなら水洗にするために汚水管を引き込む必要があるかもしれません。古民家の状態にもよりますが「どの部分を活かして、どの部分を変えるのか」を考えながら計画していく必要があります。
古民家物件を購入するなら、「古民家の購入費用」「リノベーション費用」を合わせたトータル費用がどのくらいかかりそうかも考えて計画していきましょう。
■古民家リノベーション実例2つをご紹介!
しらかばハウジングでは、これまでいろいろなリノベーション物件を手掛けてきました。
今回は、2つの古民家リノベーション実例をご紹介します。
これから古民家を再生する際の参考にしてみてくださいね。
(1)実例1「古民家暮らしを実現したリノベーション住宅」西尾市Kさま邸
ご夫婦とお子様2人が暮らす西尾市吉良町の海から程近い場所にあるKさま邸は、築100年の家をリノベーションした住まいです。
しらかばハウジングの池田が、Kさまと1年以上かけて物件探しから始めた古民家リノベーション。海釣りや料理が好きなご主人と一緒に、本当にいろいろな物件を見てまわりました。
最終的に出会った住まいは、大正時代に建てられた2階建ての建物。
1階部分が増築され、2階は物置として使われていました。
リノベーションにあたっては、海釣りから帰ってきたときにすぐにシャワーが浴びられるよう、シャワールームを玄関近くに設置。魚を捌(さば)いたり、将来古民家でカフェを開業したりするときにも使えるように、キッチンのシンクは飲食店などで使われる業務用のものを選んでいます。
かつて使われていた欄間や建具などの使える素材はできるだけ残し、リビングは間仕切りを外して広々とした空間にリノベーションしています。
物置として使われていた2階部分は、寝室や子ども部屋など合計3部屋がある間取りに。夜勤があるご主人が夜勤明けの日もゆっくり休める住まいになりました。
→もっと詳しい実例は、HPの実例集からチェック!
(2)実例2「築100年の古民家を改装!」吉良の邸
1階に和室が3部屋、板の間、食堂、土間、洋室1部屋、浴室・洗面、トイレ。2階は板の間がある間取りだった「吉良の家」は築100年の古民家です。
しらかばハウジングと2つの工務店、計3つの工務店が集まり改装した物件です。
かつて食堂と洋室だった部分は、壁を取り払い大きなキッチン&ホール空間に。
土間空間は温泉リゾートにもありそうな、明るいバスルームと洗面スペースにリノベーション。ウッドデッキを増設しました。
ゼロの状態から家づくりを始める新築住宅と違って、古民家は「今あるものをどう活かすか」を考えるのが面白いところ。
しらかばハウジングでは、空き家が徐々に増えているこの時代だからこそ、古民家リノベーションで古き良き資産を活かす未来も、地域に届けられたらいいなと思っています。
→もっと詳しい実例は、インスタグラムからチェック!
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