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2023.06.15

古民家リノベーション

〜古民家リノベアイデア〜再利用を検討してみたい素材とは

こんにちは、しらかばハウジングです。
古い家屋の魅力を掘り起こし、再生させる古民家リノベーション。しらかばハウジングは、新築の家づくりやリフォームを数多くお手伝いしてきた経験から、古民家リノベーションも得意としています。
これまでもいろいろな古民家再生をしてきた中で、見えてきた「再利用を検討してみたい素材」について、解説します。

 

”古き良き”を活かすのが古民家リノベの魅力!

古民家リノベーションの大きな魅力の一つが、今ではなかなか手に入らない素材を活用できること。
例えば、今では作れる職人さんのいなくなった手の込んだ欄間や、建具職人さんが手作りした引き戸などの建具もその一つ。

 

活用してみよう!古民家の素材いろいろ

(1)型板ガラス

最近“昭和レトロガラス”として人気になっている『型板(かたいた)ガラス』は、幾何学模様や植物などがモチーフになっていて、今では貴重な素材です。

型板(かたいた)ガラス以外にも、昭和初期以前に建てられた家で使われているガラスは、現代の窓ガラスとは違って、表面が少し凸凹していたり気泡が入っていたりと、味わい深いものがあります。

 

(2)梁や柱

今では材木屋さんに行ってもなかなか出会えることのない立派な無垢の柱や梁は、古民家探しをする際にも「この家は良い」と判断できるポイントになります。

古い家では、立派な梁を使っていても、天井で塞(ふさ)がれて梁が見えない状態になってしまっていることも多いのですが、リノベーションをする際には、天井を開けて梁を見せるのも一つの手。

ただし、天井を開けてしまうとそれだけ屋根からくる寒さや暑さがダイレクトに家の中に届いてしまいますので気をつけましょう。

 

(3)残されている家具など

古い家の場合、家具などが室内に残されているケースもあります。

かつては食器棚として使われていた立派な水引箪笥(みずひきだんす)などは、家具としてはもちろん、部屋と部屋の間仕切りとして使ってみるのも面白いかもしれません。

以前古民家リノベーションをお手伝いさせていただいたお客さま邸では、他にもポストなどを再活用した例もあります。

 

古民家の素材を再活用する際の注意点

魅力的な素材に溢れている古民家ですが、何をどう活用するかは人それぞれ。

例えば建具をそのまま使いたい場合。どうしても経年で歪みが出てしまうので、すき間風が通りやすくなってしまう点は注意が必要です。

もちろんリノベーションの際には、建具と柱の間に桟(さん)を入れて少し隙間を塞ぐなどの対応をすることもできますが、今の新築の家のように断熱性がきっちり取れるというわけではありません。

どうするのがベストかは、物件に合わせて相談して進めていくことになります。
しらかばハウジングは、いろいろなリノベーションを手がけてきた経験を活用しながら、古民家再生をお手伝いいたします。
ぜひ気軽にご相談くださいね!

 

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