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2023.08.17

古民家リノベーション

【古民家リノベーション】和室を洋室にする際のポイントとやるべきこと

こんにちは、しらかばハウジングです。
古民家をリノベーションする際に、和室を洋室に変えたいと思っている方も多いかもしれません。実際に、しらかばハウジングでお手伝いさせていただく古民家リノベーションでも、畳からフローリング材に張り替えることがよくあります。
そこで、今回は古民家の和室を洋室に変える際のポイントや注意点をご紹介します。

古民家リノベで和室から洋室にするときに考えるべきこと

和室を洋室にリノベーションする際には、もともとあった畳を外して下地を張り、その上にフローリング材を入れていきます。
……と、言葉にするととてもシンプルなように思えますが、古民家となると考えなければならないことがたくさんあります。

例えば、古い家では、畳の上の面から天井までの高さが今の家よりも低いことがほとんどです。昔は畳の上に座って生活するスタイルだったことから、天井が少し低い方が心地よい空間になるからです。

和室から洋室に変えると、椅子に座って生活することが多くなるため、少し天井が低いと感じるというのは知っておきたいポイントです。
(ただし、下の写真のように天井裏に隠された梁を出して吹き抜けを作ることで、天井を高くすることも可能です)

また、注意しておきたいのが段差です。
畳よりもフローリング材のほうが20~30mm薄く作られているため、張り替える際に下地を入れるなどして厚みを調整しないと、廊下や敷居との間に大きな段差ができてしまいます。

どう処理をするかは、リノベーションをお願いする会社にきちんと確認して、相談しておくといいでしょう。

洋室にするなら床材に何を使うかも考えてみよう!

古民家の和室を洋室にするなら、床材も予算に合わせていろいろな選択肢がありますので、じっくりと考えてみましょう。

洋室の床材には、大きく分けて

・無垢材
・フローリング材(シート貼りや突板)
・タイル材

などがあります。

無垢材は、その名の通り無垢を使ったフローリング材で、無垢ならではの質感や色合いが楽しめます。

上の写真の床は、白樺(しらかば)の無垢材を使って和室から洋室にリノベーションした古民家です。無垢材には調湿作用があり、裸足で歩いてもベタつきがなくさらりとしています。

ただし、無垢材は価格も高いことから、費用を抑えるならシート貼りフローリングや突板のフローリングがおすすめです。シート貼りフローリングは、薄くスライスした木を何枚も重ねて貼り合わせることによって1枚の板にしたフローリング材。突板フローリングは、シート貼りフローリングの一番上に無垢の木を薄くスライスしたものを貼り合わせて、無垢のように見せるフローリング材です。

床は家の中でも大きな面積を占める場所だからこそ、住まいの雰囲気を左右します。
古民家リノベーションで和室から洋室に変える際には、素材もじっくりと検討してみてくださいね!

しらかばハウジングでは、古民家探しの段階から丁寧にお手伝いいたします。
「古民家暮らしがしてみたい!」という方は、どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください◎

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