2023.08.24
スタッフブログ
雨上がりの森前川沿い(自然のたより No.121)
みなさん、こんばんは。
しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。
きょうは、森前川沿いの雨上がりの様子の写真を
お楽しみください。
雨上がりの森前川沿いの様子
森前川沿いを歩いていると、
一本横に長く伸びた枝に
水滴が並んでついていました。
近づいて撮ってみるとこんな感じでした。
一つ一つの水滴をよく見ると、
景色が映っています。
大きな水滴を接近して撮ってみました。
何か見えるかな?
これは葉の水滴です。
これはエゴノキの実についた小さな水滴です。
最後、カタツムリです。
雨が降り、嬉しそうに体を伸ばして
餌をさがしてウォーキング中かな?
おまけ「すごいよ❣カタツムリの殻」
最後の写真のカタツムリの殻を見てください。
汚れがついていませんよね。
カタツムリの殻の成分は
アラゴナイトとタンパク質からできているそうです。
タンパク質は汚れの原因になる油と相性がよいため、
汚れやすい物質です。
しかし、表面層がタンパク質のカタツムリの殻に
油滴を垂らすと、
はじかれてしまうそうです。
カタツムリの殻の表面構造の解析を進めると
すごく細かい溝が表面に広がっていたそうです。
この溝に水がたまる仕組みになっていて、
そこに油を垂らすと水と油は反発しあう性質がるため、
油をはじきます。
そこに雨水がかかり、雨水と油がいっしょに流れ落ちて
きれいになるという仕組みになっているのです。
このカタツムリの殻のメカニズムをヒントに
汚れが落ちやすい家の外壁材が作られたのですよ。
すごいね!カタツムリの殻って!!
参考文献:「自然に学ぶ!ナイチャーテクノロジー」(発行:株式会社学研パブリッシング)