2019.11.26
家づくりのお役立ちコラム
【理想の暮らしから考える家づくり】片付け下手な私でも収納上手になれるキッチン、できませんか?(Oさん、20代、女性)
ライフスタイルを伺いながら、安心・安全・健康な家づくりをご提案するしらかばハウジング。
今日は、「収納下手な私でも、収納上手になれるキッチンにしてほしい!」とご希望のOさんと、使いやすい収納や収納プランのコツについて考えてみました。
(※Oさんは架空の人物です。)
■コツは「〜しやすさ」を考えること!
-Oさん:
我が家は育ち盛りの子供が3人います。毎日のお弁当に子供用食器など、キッチン周りは特にごちゃごちゃしがち。
この悩み、収納プランで解決できないでしょうか?
-しらかばハウジング(以下、担当S):
キッチンに限らず、収納は「アクション回数を少なくする」ことを意識して作ると良いですよ。
アクション回数とは「扉を開ける」「引き出しを開ける」といった行動。例えば、キッチン下の扉付き収納スペースに引き出せるボックスを入れてお皿を入れたら、お皿を取り出すアクションは「扉を開ける」「引き出しを開ける」「取り出す」の3アクションになります。
単純に、このアクション数を減らすだけで、収納の手間が減り、片付けにかかるストレスもなくなります。
-Oさん:
確かに、片付けられない理由の一つが「面倒くさいから」。いちいち片付けるのが面倒くさくなってしまい、出しっ放しにしているものが多い気がします。
-担当S:
そうですよね。小さなことのように思えるかもしれませんが、「面倒くさい」を1アクションでも減らす工夫をすれば、毎日の家事の負担も軽減できるものですよ。
■あえて隠さない、を選ぶのもおすすめ
-担当S:
例えば、アクション数を減らす工夫としておすすめなのが、収納スペースの棚をあえて隠さずオープンにしてしまうという手段です。
扉があると、中にあるものを出すのが大変。アクション数も多くなってしまいますよね。
その点、見える収納にしておけば、一目でどこに何があるかが把握でき、使いたいものをすぐに取り出せます。もちろん、片付けも楽チンになります。
-Oさん:
うーん……。とはいえ、子供の食器はカラフルなものが多くて、インテリアと合わない気がします。それに、来客時にみられるとやっぱり恥ずかしいなと思ってしまうかも。
-担当S:
普段使う際には、オープンラックで見やすくしながら、隠したいときには隠すという方法をとってみてはいかがでしょうか?
キッチン収納棚にさっと下ろして目隠しできるロールスクリーンをつければ、スッキリとしたキッチンになります。シンプルなデザインのロールスクリーンは、ミニマリストさんの自宅でも使っていることが多いそうですよ。
■キッチン以外の収納も取り出しやすさを考えて
いかがでしたか?Oさんがお悩みのキッチン収納以外の場所でも、収納プランのポイントは「取り出しやすさ」。
衣類や掃除道具などよく使うものほど、取り出しやすい収納スペース作りを考えてみてはいかがでしょうか?