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2019.10.03

家づくりのお役立ちコラム

住まいと暮らしを見直して “免疫力”を高めよう

■健康寿命を考えた暮らしを考えてみませんか?

残暑の厳しかった9月も終わり、10月に入ると季節はすっかり秋。どんどん気温が下がっていくこれからの季節、風邪予防冷え性対策に、住環境を整えようと考えている方も多いかもしれません。

家が変われば健康になれる」と言ったら、大げさに思われるかもしれませんが、毎日家族が暮らす住まいの環境を整えることは、家族の健康を守る上でもとても大切です。今日は、健康に暮らせる家づくりやリフォームについて“免疫力”をテーマに、お話しいたします。

■まずはお風呂を見直してみよう

私たちの体を守り病気を免れる力、“免疫力”が低下してしまうと、風邪などの感染症や様々な病気にかかりやすくなってしまいます。また、新陳代謝が低下してしまうため、女性ならお肌が荒れやすくなることも。

テレビの健康番組や、雑誌などでも「免疫力アップ」のための特集がよく組まれていますよね。

私たちの健康を守る上で大切な免疫力を高めるには、ちょっとした生活習慣の見直しで可能です。
それは、毎晩38度〜40度のお風呂に10分間浸かること。毎日続けると、体温が上がり、自然と免疫力を高めることができるのです。

このときに、注意したいのがお風呂の入り方
どんどん外気温が下がっていくこれからの季節、ずっと湯船に浸かっていると、お湯が体の表面から熱を奪ってしまい、だんだん寒さを感じるようになってしまいます。そうならないようにするには、お湯を手で上下に軽くかき回してあげると良いでしょう。

「毎回お湯をかき回すのが面倒」という方は、お湯を循環させるバスタブを使うのもおすすめです。例えば、しらかばハウジングのリフォームでも導入しているパナソニック社の「酸素美泡湯(さんそびほうゆ)」では、酸素を含んだミクロの泡によってお湯がしっかり対流し、ぬるめのお湯でもしっかりと体を温めてくれます


出典:Panasonic美泡湯紹介ページより

体をしっかりとお風呂で温め、免疫力を高めれば、ガン細胞を抑制するNK(ナチュラルキラー)細胞の加齢に伴う減少も緩やかになると言われています。

これから新築で家を建てる方はもちろん、リフォームでお風呂を変えるだけでも、家族の健康が守れるとしたら…。
免疫力をキープする暮らしを、お風呂からぜひ見直してみてはいかがでしょうか?

【閑話休題】お風呂上がりに筋トレでさらに免疫力を高めてみよう

お風呂上がりにストレッチをする方は多いかもしれませんが、合わせて習慣に取り組んでいただきたいのが「筋トレ」です。
お風呂から出た後に筋トレをすると、お風呂に入る前に筋トレするよりも体温が上がり、免疫力アップにも繋がるそうです。

■ヒートショック対策も万全に

免疫力を高めるためのお風呂リフォーム・お風呂選びに加えて、ぜひ考えていただきたいのがヒートショック対策です。
「寒い家は早死にする」と言われる原因は、免疫力の低下だけではありません。
では、いったい何が原因かというと、家の中の寒暖差で生じる、ヒートショックです。

ヒートショックとは、寒い脱衣所から熱いお風呂など、家の中でありがちな急激な温度差により、血圧が大きく変動。脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こしてしまう現象です。
東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)が2011年に行った調査によれば、全国でヒートショックによって入浴中に急死された方の数は、なんと1万7,000人。交通事故で亡くなる方の、なんと3倍もの方が、ヒートショックで命を落としているのです。

参考:東京都健康長寿医療センター研究所 発表資料
https://www.tmghig.jp/research/cms_upload/heatshock.pdf

では、どうやってヒートショックを予防すれば良いのでしょうか?
家づくりやリフォームでできるのは、住まいの断熱性能を高めることです。リビングとトイレ、脱衣室と浴室などで生じがちな、家の中の温度差を、断熱性と気密性をリフォームで高くすれば、暖房効率がよくなりヒートショックも予防できます。

健康的な家づくりをしたい!」「リフォームで健康的な環境を整えたい」という方は、お気軽に私たちにご相談を。
住まいから、そして毎日の習慣から、健康的な人生を一緒につくってみませんか?

★しらかばハウジングの健康な暮らしを実現する家づくりはこちら>> https://shirakaba-h.com/ffc