2024.01.11
マンションリノベ
【マンションリノベお役立ち情報】壁を変えて気軽にイメチェン！壁のリフォームの基礎知識
こんにちは、しらかばハウジングです。
マンションや古民家をリノベーションする際、お部屋の印象に大きく影響するのが「壁」です。床や天井と同じように面積が広い壁は、色や素材が変わるだけでとても素敵な空間に生まれ変わります。
今回は、リノベーション時に知っておきたい、壁のリフォームにまつわるお役立ち情報をお届けします。
■壁のリフォームで選べる素材はいろいろ
マンションをリノベーションする場合。ほとんどのケースで手を入れるのが壁です。
壁紙を剥がして新しい壁紙を貼るだけで、お部屋がとても素敵に生まれ変わります。そんな壁紙には、いろいろな素材があり、特徴も少しずつ違います。
＜壁の素材＞
・ビニールクロス
・紙クロス
・織物クロス
・自然素材（漆喰や珪藻土、木など）
日本の住宅でかつて多く使われていたのが、ビニールクロスと呼ばれる壁紙です。塩化ビニール樹脂からつくられるビニールクロスは、汚れに強いのが魅力。価格も比較的安く、種類も豊富です。
ビニールクロスのように種類が豊富なものを探すなら、紙クロスも選択肢に入れてみるといいでしょう。和紙を使ったものもあります。
また、織物クロスはシルクやレーヨンなどの布を壁紙にしたもの。価格はビニールクロスと比べると高くなりますが、高級感や高い耐久性などが織物クロスのメリットです。
ビニールクロスのように化学物質を使った素材を使うことに抵抗があるなら、漆喰や珪藻土など、自然素材を取り入れるのもよいでしょう。漆喰や珪藻土は、調湿・消臭作用があるため室内の空気をきれいに保てます。中には抗菌・抗ウイルス作用をもつ柿渋成分を配合した塗り壁素材もあります。
マンションの壁にもこうした塗り壁素材を使えるので、ぜひ気軽に取り入れてみましょう。
■マンションの壁を「コンクリート打ちっぱなし」にするのはアリ？
マンションをリノベーションする場合。おしゃれなカフェやショップなどで目にする「コンクリート打ちっぱなし」もいいかも…と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
コンクリート打ちっぱなしとは、鉄筋コンクリート造の建物の構造体をそのまま見せて仕上げる方法です。マンションリノベでコンクリート打ちっぱなしの壁を検討しているなら注意が必要。
というのも、コンクリート打ちっぱなしの壁は、コンクリートを流し込んだ型枠の跡などがそのまま残り、表面がボコボコとしています。そのため、服を引っ掛けてしまったり、手など体をぶつけたときに擦り傷をつくってしまったりするリスクがあります。
デザインはかっこいいとしても、長く暮らす住まいとして快適かどうかを、じっくりと考えてみましょう。また、コンクリート打ちっぱなしの模様の壁紙（クロス）もありますので、雰囲気を再現したいなら取り入れてみてはいかがでしょうか？
■マンションリノベで知っておきたい壁紙の色や柄の選び方
マンションリノベで壁紙を変える際には、ぜひ色や柄のもつ特徴も知った上で選んでみるといいでしょう。
壁は居住空間の中でも広い面積を占める場所。壁紙の選び方一つでお部屋の印象が大きく変わります。
長く住み続ける住まいなら、広い面には柄物を使うよりも、長く飽きのこない無地の壁紙を選んだ方が、インテリアをコーディネートしやすいでしょう。
また、色は黒やネイビーなどの暗い色を選ぶと、想像以上に部屋が暗くなります。
濃い色の壁紙を使うなら、照明器具を多めに設置したり明るいものを選んだりするなどしておかないと、「なんだか部屋が暗い」と住み始めてから後悔する場合も。もちろん、書斎や寝室など場所によっては、暗くなる方が心地よく過ごせることもありますので、場所に合わせてどんな過ごし方をしたいか考えながら選んでみるとよいでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね！
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