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2024.06.20

古民家リノベーション

古民家リノベで考えるべきシロアリ対策!ベイト工法もおすすめです【古民家リノベ豆知識】

こんにちは、しらかばハウジングです。
古民家暮らしを始めるにあたって、心配なのがシロアリ被害。すでに被害がある物件の場合、どんな対処が必要なのかを考えなければいけません。また、シロアリを駆除したり、再び発生したりしないためのシロアリ防除対策も必要になってきます。
そこで今回は、古民家リノベを始めるなら知っておきたいシロアリ対策の基本やおすすめ防除方法をご紹介します。

買った古民家にシロアリ被害があったらどうする?

リノベーション予定で購入した古民家や、これから購入する予定の古民家にシロアリ被害があったら……。「一体どうしたらいいのか」と悩んでしまいますよね。
まずは慌てずにシロアリの被害状況を確認して、補修が可能か、どのくらいの金額がかかるのかを調べることが大切です。

シロアリ被害がある古民家は、まずどのくらい被害が広がっているのかを確認します。木材がどのくらい食われているかは、叩けば音でわかります。指がズブズブと入ってしまうようなら木材を補修しないといけません。まだ表面だけが食べられている段階なら、駆除するだけで済む場合もあります。

まずは柱・梁・根太(ねだ)・床材などがどのくらい劣化してしまっているのか把握するためにも、大工さんや工務店などの専門家に見てもらうことを優先しましょう。

また、このときに注意したいのが、シロアリを発見してもすぐに市販の殺虫剤などを使わないこと。シロアリはとても繊細な生き物です。そのため、一度危険を察知すると再び同じ場所に出てきてくれません。殺虫剤を使ってしまうと、シロアリが他の場所に移動してしまい、どこにいるのかわからなくなったり、被害が広がったりしてしまいます。

シロアリが発生しやすい場所はどこ?

古民家でシロアリが発生しやすいのは、日当たりが悪く湿気が多い場所です。
シロアリは床下の地中から家の中に侵入します。
古民家なら、1階の床下などに立ててある束(つか)と呼ばれる部分をまずはチェックしてみましょう。地面から上がってくるシロアリが束や束石に蟻道(ぎどう)を作っているのが見つかれば、シロアリが来ている証拠。

また、梁や柱も被害がないかを確認しておくといいでしょう。

これはシロアリ?それともクロアリ?と迷ったら

古民家での生活を始めたとき。家の中に羽アリを見かけたら、「もしかしたらシロアリかも」と心配になってしまいますよね。

そんなときは、出てきたありがシロアリかクロアリかをまずは見極めてみましょう。
クロアリとシロアリを見分けるポイントは3つあります。

<見分け方ポイント>
1.触覚が真っ直ぐか曲がっているか
触覚が真っ直ぐなのがシロアリ、曲がっているのはクロアリです

2.寸胴体系かウエストにくびれがあるか
寸胴体系なのがシロアリ、くびれがあるのがクロアリです

3.羽が上下同じ長さか
シロアリは上下の羽の長さが同じです

もし見分けがつかない場合には、死骸でもいいので小さな瓶などに入れて持ってきていただければ、どちらかわかります。ぜひ、気になる方はお問い合わせくださいね。

シロアリの駆除はどうすればいい?

シロアリの駆除方法や防除方法としてお勧めしたいのがベイト工法です。
ベイト工法は、薬剤を散布してシロアリを駆除するのではなく、シロアリが脱皮できないようにする成分が入った餌を食べさせて、巣ごと全滅させる駆除方法です。

家の周りに餌を置くことで巣ごと全滅できるので、薬剤を床下にまくのに抵抗があるという方にもおすすめです。安全性も高いので、古民家ライフを始めるならベイト工法もぜひ検討してみましょう。

しらかばハウジングでは、古民家リノベーションを全力で応援中!
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