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🎈ひっつき虫🎉アレチヌスビトハギ🪭（自然のたより No.333）

みなさん、おはようございます。

しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。

きょうは、アレチヌスビトハギを

ご覧ください。

 

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🎈ひっつき虫🎉アレチヌスビトハギ🪭

アレチヌスビトハギの花です。

なかなかきれいですね。

 

花の一つをズームアップすると、

雄しべと雌しべが花びらの外に現れて

見えていますね。

 

別の花をズームアップすると、

雄しべと雌しべは見えません。

この写真では、

右下の方につき出している花びらに

隠されているんですよ。

どうして、一つ前の写真のように

雄しべ雌しべが出ていないのでしょうね。

それは、この花に虫が訪れていないからんですよ。

 

虫が訪れると、この写真の花のように

雄しべと雌しべを隠していた

花びらが下に下がります。

花びらが下がったため、

雄しべと雌しべが外に現れるのです。

一旦下がった花びらは元に戻りません。

そのため、雄しべと雌しべが外に現れている花は

虫が訪れた花ということになるんですよ。

こうして、虫の訪れると

雄しべと雌しべを外に現れるようにすることで

虫が花粉を運んで受粉を助けてくれるような

巧みな仕組みになっているんですね。

 

受粉が成功すると、

表面に人の服や動物の毛に引っ付きやすいような毛を

表面につけた実ができるんですね。

そして、この実が種となり、

人の服や動物について運ばれるってわけですよね。

 

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アレチヌスビトハギはマメ科の植物になります。

他の多くのマメ科の植物では

昆虫が離れると、花びらが元の位置に戻ります。

そのため、雄ずいと雌ずいがまた隠れます。

しかし、このアレチヌスビトハギは

花びらが元の位置に戻りません。

どうしてこんな違いがるのでしょうねえ。

それぞれ、呼び寄せる虫に違いがあるため、戦略を変えているのか？

それぞれに一長一短がりどちらがいいとは言えないのか？

本当はどちらかの受粉の戦略の方が優れていて、進化の過程で変化してきたものなのか？

私にはわかりませんが、

同じ仲間の植物であってもちょっとした違いがあり、

その理由を考えながら観察するのもいいかもしれませんね。

 

以前に掲載されたアレチヌスビトハギをご覧になりたい方は、

自然のたより No.163

をご覧ください。

 

今日も「自然のたより」をご覧いただき、

ありがとうございます。