2024.03.12
スタッフブログ
「ふれあいの小径」特集【PART1:カリンの赤い小さなつぼみ💖】(自然のたより No.216)
みなさん、こんばんは。
しらかばハウジング「自然のたより」ブログです。
きょうからしばらく
猿渡川に沿ってミササガパーク西側にある
「ふれあいの小径」のこのごろの様子を紹介していきます。
まずは、『カリン』 を
お楽しみください。
『カリン』
茶色い枝の中に
小さな赤いとんがり頭が
緑の包みの中から顔をのぞかせているのに気が付きました。
ちょっと顔を上げて見てみると、
あちらの枝にも、こちらの枝にも
赤いとんがり頭が見えています。
ちょっと近づくと、
枝から、赤ちゃんが「おぎゃあ」と、
生まれてきたみたい。
こちらは枝の先っちょに!
もっと近づいて大きくしてみたよ。
よく見ると、
黄緑の葉の周りには白い水玉がついてるよ。
赤い頭は、花のつぼみだね。
花びらが、きれいに折りたたまれているんだね。
カリンとは限らず、
どの花も、
冬の間、小さな鱗片で
堅く閉じ込められていた芽が、
開き出し、つぼみが見えてくる瞬間の
何とも言えない美しさに心を奪われます。
さらに、きれいに折りたためられて
らせん状に重なった花びらに
すごさをも感じます。
重なった花びらが、
ほんの少しずつ解きほぐされていく
動きが気づかないうちに進んでいくですねえ。
この目に見えないスローな動きに、
気づいたとき、心を動かされます。
生き物の成長は、
目には見えず、気づかないことも多いと思いますが、
花が咲く時期だけに感動があるのではなく、
咲くまでどう育っているかを感じ取れた時にも、
感動がるものですね。
人もですかねえ。
去年のカリンの花をご覧になりたい方は、
自然のたよりNo.41 をご覧ください。