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2019.11.12

家づくりのお役立ちコラム

知って納得! 柿渋塗料で快適・健康な家づくりをしてみませんか?


 
健康に暮らせる住まいをご提案しているしらかばハウジングでは、古くから日本の家づくりでも活用されてきた天然素材「柿渋」を家づくりに取り入れています。
柿渋の持つパワーや、柿渋を使ったおすすめの素材を詳しく解説いたします。
 

■平安時代から使われてきた「柿渋」のチカラ

そもそも柿渋とは、まだ熟す前の青い柿の実から採った汁液を、3〜5年ほどかけて発酵・熟成して作られる素材です。
その歴史は古く、日本では平安時代から使われてきたとも言われている柿渋。消臭・防腐・防虫効果があり、塗料として木造の建物や竹ザル、木桶といった生活用品に。染料として、綿や麻などの布に使われてきました。
 
2013年には、広島大学の教授が、企業との共同研究によって、柿渋タンニンがノロウイルスやインフルエンザ菌などを不活性化することを示し、アメリカ科学雑誌『PLoS ONE』にも掲載されました※。
柿渋タンニンの除菌パワーは、緑茶カテキンでは不活性化できなかったウイルスにも効果があることがわかるなど、その除菌パワーはお墨付き!
 
※参考
広島大学プレスリリース「柿渋の強力な抗ウイルス作用を証明」(平成25年2月6日)
 
また、柿渋にはホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物を吸着して中和してくれる力もあるそうです。
 
古くから防腐・防虫効果などで使われてきた柿渋の力は、現代科学でも証明されているのです。
 

■柿渋タンニンで24時間きれいな空気を実現!


 
様々な力を持つ柿渋塗料。
これまで、柿渋塗料といえば匂いが強く、黒っぽい色になるものしかありませんでしたが、しらかばハウジングでも使っている「パーシモンカラーワークス」は、柿渋にわずか3%しかない柿渋タンニンを抽出して作られた、無味無臭の塗料。
色素を抜くことで、カラーバリエーションも豊富になっています。
 
この柿渋塗料、壁材やキッチンの木カウンターなどに塗ることで、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの有害物質を吸着。お部屋の空気をきれいにしてくれます。
 

 
また、ワックス系の塗料と違って、木の中に染み込んでいくタイプなので、木の呼吸を妨げないのも特徴のひとつです。
そもそも木材は、床や柱の材料となった後も、湿気を吸ったり吐いたりと呼吸する素材です。無垢材のフローリングが、夏でもベタベタしないのは、木が呼吸してくれているから。こうした、木が呼吸するメリットを邪魔しないのも、柿渋塗料「パーシモンカラーワークス」の魅力です。
 
マイホームに無垢材のフローリングやキッチンカウンターなどを考えているなら、こうした柿渋塗料を使ってみてはいかがでしょうか?
 
>>柿渋塗料パーシモンカラーワークスについてはこちらもチェック
 

■柿渋パワーを取り入れた塗り壁材も♪

健康住宅の素材としてよく使われている塗り壁材といえば珪藻土や漆喰ですが、漆喰や珪藻土の良さを残しつつ、柿渋パワーを取り入れた資材として注目なのが、柿渋タンニンが配合されている塗り壁材「パーシモンEウォール」です。
 
最近しらかばハウジングで、マイホームを建てられたお客様の家でも使用しているこちらの素材。
 

 
先ほどご紹介した塗料「パーシモンカラーワークス」と同じく、柿渋成分の持つ、有害物質吸着作用や消臭・抗菌作用を活用しています。もちろん、柿渋成分はタンニン成分のみが抽出されているため、匂いや色もありません。漆喰材と同様に使え、シックハウス症候群のリスクや、カビ・細菌の発生を抑えられるのは、柿渋パワーのおかげ!
 
また、「パーシモンEウォール」は珪藻土や卵の殻からなり、繊維質を含まないため、ハウスダストも出にくくなります。
 
クリーンな住空間を叶える素材として、注目したい柿渋配合の塗料や塗り壁材、いかがでしたか?
しらかばハウジングでは、これからも健康に暮らせる住まいの形を追求してまいります!
快適・健康なマイホームづくりについて「もっと知りたい!」という方は、ぜひしらかばハウジングまでお気軽にご相談ください。
 
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