2020.12.10
家づくりのお役立ちコラム
マイホーム計画、年末年始に家族で話し合っておきたいことは?
12月は師走(師が走る)なんて言われるくらい、何かと慌ただしい季節。
クリスマスが終わったら、あっという間にお正月です。
家族で集まる機会が増えるこれからの時期は、マイホーム計画を一歩前に進めるのにもちょうど良いタイミングです。
マイホームを建てたい!と親御さんや家族に相談する際には、どんなことを話し合っておくと良いのでしょうか?
たくさんの家づくりをお手伝いしてきたしらかばハウジングが解説します。
■親御さんと話し合うなら、同居するかどうかもしっかり確認を
マイホーム計画がある程度進んだ段階で、プランが急に変わってしまったり、マイホームの話が振り出しに戻る理由としてよくあるのが、親御さんと同居する/しないで意見が食い違ってしまうケースです。
例えば、子世帯は「両親の老後が心配だから・・・」と二世帯住宅を検討していたとしても、親御さんが「子供には迷惑をかけたくない」ということも。逆のパターンもありますから、家を建てる際には、親子間でしっかりとその辺りを話し合っておくと良いでしょう。
とくに、旦那さん側のご両親と同居する際には、奥様の立場から考えると「家でも気を遣うので大変・・・」とストレスを感じてしまいがち。親と同居するのかしないのか、それは親も意見が同じなのか・・・。ここが決まっていないと、せっかくプランが進んだとしても、また振り出しに戻り、マイホーム計画が大きく狂ってしまうこともあり得ます。
なかなか話し出しにくいことかもしれませんが、いつかは話さなければならない問題。
この機会に話し合っておきましょう。
■贈与を受ける際には税金対策も
「マイホームを建てたい/建てるつもりだ」と親御さんに話すと、場合によっては「資金を援助してあげる」という話になるかもしれません。
限られた資金の中で建てるマイホーム。
親御さんからの援助があるのは、本当にありがたいものですよね。
せっかくの気持ちを無駄にしないために、この場合で考えておきたいのが贈与税対策です。
贈与税は、個人から財産をもらった場合に、受け取った金額に応じて支払わなければならない税金です。毎年、基礎控除額110万円があります。
例えば、親御さんから400万円の贈与を受けた場合。
基礎控除後の課税価格は、「400万円-110万円=290万円」。
贈与税額は、「290万円×税率(※)15%-控除額15万円(※)=33.5万円」となるわけです。
※税率等は、贈与を受けた金額によって変わります。
また、2021年12月31日までと期限が設けられているものの、家を建てる際に贈与を受けたときに受けられる優遇措置「住宅資金贈与の特例」などもあります。
贈与税は制度も複雑で、なかなかわかりにくいもの。
とはいえ贈与税は家族で海外旅行ができるくらい、金額も無視できない額なので、気になる方は早めにご相談くださいね!
※参考 国税庁HP「No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
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