2022.05.12
家づくりのお役立ちコラム
快適に湿度を調整してくれる「素材」いろいろ!住空間で使ってみよう
こんにちは、しらかばハウジングです。
五月晴れ、なんて言葉があるくらい湿度も温度も心地よい5月。とはいえ近年は5月でも夏日のような暑さを感じる日があったり、熱帯のようにスコールのような大雨が急に降ったりすることも。少しずつ気候も湿度が高い熱帯のように変わってきているのかな、と感じるここ最近です。
こうした最近の変化も踏まえてマイホームを考えてみたとき、家を建ててから何十年と暮らし続ける場所だからこそ、暑さや湿度対策は、家を建てる段階からしっかりと考えておきたいところ。
そこで!今日は家の中の湿度を調整してくれる住まいの素材についてご紹介していきましょう。
どの素材もしらかばハウジングで使っているものですので、是非参考にしてみてくださいね。
■湿度を調整してくれる素材1:セルローズファイバー
しらかばハウジングでは、住まいの断熱材にセルローズファイバーを採用しています。
天然の木質繊維で作られているセルローズファイバーは、繊維が複雑に絡み合い、空気の層ができることで熱を伝えにくくする断熱材。
また、断熱材の内張シートには、ドイツ製のインテローというシートを採用しています。
このシートは、湿度によって分子構造が変わる特殊なシートで、夏などに湿度が高くなると分子が大きくなることでスキマが広がり、通気性を高めます。反対に、冬のように寒い時期には分子が小さくなり密度が高まり湿度を通しにくくなる高性能なシートです。
セルロース自体は湿気を透過してしまいますが、こうした特殊なシートによって、壁の中に不要な湿度が溜まらないよう、コントロールしています!
*もっと詳しく知りたい方はこちらもチェック
[blog]天然素材の断熱材!セルローズファイバー
■湿度を調整してくれる素材2:パーシモンEウォール
また、室内の湿度を快適に保ってくれる素材として、おすすめしているのがパ―シモンEウォールです。
パーシモンウォールは珪藻土や漆喰などと同様の塗り壁素材。
白やアイボリー以外にもいろいろなカラーバリエーションがあり、お部屋のアクセントにもなるおしゃれな塗り壁素材です。
湿度を調整してくれるだけでなく、パーシモンEウォールには柿渋成分が配合されているため、消臭・殺菌作用も期待されています。
しかも、奈良県立医科大学からは、柿渋成分にコロナウイルスを不活性化する作用があるとの研究報告も発表され、今注目の素材です。
★詳しくはこちら
梅雨シーズンの湿度対策に!家づくりに取り入れてみたい「素材」の話
しらかばハウジングでは、今日ご紹介したものの他にも、毎日を快適に過ごしていただくための素材や工法をとことん追求しています。住まいの性能は「やっぱり良くしておきたい!」という方は、是非気軽に一度ご相談くださいね。
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