2022.09.22
家づくりのお役立ちコラム
刈谷エリアの家には「軒が少ない?!」その理由は?〜気候から考える家づくり〜
こんにちは、しらかばハウジングです。
秋になると台風シーズンの到来。まだまだ大型台風の発生や上陸のニュースには気を配っておきたい季節です。
特に、この刈谷エリアでは、台風への備えとして家づくりにもある特徴が。今日は、地域の気候と家づくりの関係について、お話ししてみましょう。
■愛知は伊勢湾台風の影響で軒が小さい家が多い
1959年(昭和34年)9月、和歌山県に上陸した伊勢湾台風(台風15号)は、名古屋市でも最大瞬間風速45.7m/sを記録するほどの大型台風でした。
その被害も、戦後最大の死者4,697人。大きな爪痕を遺した台風です。
伊勢湾台風以降、刈谷近郊エリアでは、家づくりでもある変化が。
それは、台風による強風で屋根が噴き上げられないように、軒をできるだけ小さめにする、という変化でした。
ぜひ、お出かけの際には家の屋根に注目してみてください。多くの家では軒を小さく作っていることがわかるはずです。
最近では、そもそも軒のないキューブ状の家も流行していますが、できれば軒は夏の暑い日差しを避けるためにも作っておきたい部分。
大きさには考慮しながら、軒の「室内へと入る暑い日差しを避ける」という機能も考えながら、三河エリアでは住宅設計をしています。
■日照時間が長いのも東海エリアの特徴!
また、気候と家づくりの関係に目を向けるなら、東海エリアならではの日照時間の長さも考慮した家づくりをしてみてはいかがでしょうか?
過去の気象統計を見てみると、刈谷エリアでは雨の日が4日以上続くことがほとんどない気候であることがわかります。実際、鳥取や秋田など日本海側で家づくりをしている同業者と話をすると「愛知は晴れの日が多くていいなあ」「パッシブ設計をするには、とても条件の良い地域だ」と羨ましがられることもしばしば。
日照条件も良いため、太陽光発電を搭載したときの発電効率が、他の地域よりも高いエリアなんですよ♪
太陽光発電を搭載したOMXの家づくりは、まさに東海エリアにうってつけの工法。
パッシブ設計と、省エネ設計・創エネ設計で、快適な家づくりをしたいなら、ぜひOMXの家づくりも検討してみてくださいね!
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