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2021.01.21

家づくりのお役立ちコラム

古くから使われてきた「柿渋」って、どんなところに使われていたの?

こんにちは!しらかばハウジングです。
突然ですが、皆さんは「柿渋」という成分をご存知ですか?
昨年秋に奈良県立医科大学から“柿渋が新型コロナウイルスを不活性化させる”という研究報告が発表されたことから、なんとなく気になっていたという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

しらかばハウジングでは、柿渋成分を使った住宅用塗料「パーシモンカラーワークス」塗り壁素材「パーシモンEウォール」を使った家づくりをご提案しています。
そこで今日は、改めて柿渋と私たちの暮らしとの関わりについて、そして実際に柿渋素材を使った家づくりをされたお客様の声をご紹介させていただきます!

 

 

柿渋って今までどんな使われ方をしてきたの?

そもそも柿渋とは、柿がまだ青いうちに収穫し、その実から絞った汁を発酵・熟成させたものを指します。
防虫・抗菌・防腐効果などがあることが古くから知られ、日本では家の木戸や家具などにも使われてきました。

そんな柿渋ですが、難点があるとすれば「匂い」と「」でした。柿渋の色は、焦げ茶色で、匂いも独特な匂いがします。

せっかくいい効果があるのに、匂いや色で使われないとしたら…なんだかもったいないですよね。
そこで登場したのが、色や匂いを取り除き柿渋成分だけを抽出した塗料や塗り壁材が、冒頭でご紹介した「パーシモンカラーワークス」や「パーシモンEウォール」なのです。

[関連記事]
・柿渋のパワーについて詳しくはこちらをチェック→
Blog「FFC®と柿渋で健康な家づくりを!コロナにも風邪にも負けない暮らし

・新型コロナと柿渋の関係についてはこちらをチェック→
YouTube「「柿渋」がコロナを不活化!?

実際に柿渋塗料を使った家に暮らす方の声

実際、柿渋の塗り壁材をLDKの壁に使った家に暮らすお客様に住み心地を伺うと、こんな感想をいただいています。

<お客様の声>
柿渋だけでなく漆喰など自然素材を使った家なので「柿渋のおかげ」と言い切ることはできませんが、暮らしていて匂いが気になるということはないな〜と感じています。
パーシモンカラーやパーシモンEウォールは自然素材なので、何よりも安心感がありますね。

★施工事例はこちら→
https://shirakaba-h.com/blog/20191024

まだまだ脅威が収まらない新型コロナウイルス。それに加えて、冬はインフルエンザやノロウイルスなども心配な季節です。
柿渋はノロウイルスの制御にも役立つかもしれないという研究報告(※)も出ていますから、笑顔で暮らせる家づくりのきっかけとして、「柿渋」に注目してみてはいかがでしょうか?
これからの柿渋に関する研究の行方も気になるところ。
しらかばハウジングでも新しいニュースがあればお届けさせていただきます♪

※参考
広島大学プレスリリース「柿渋の強力な抗ウイルス作用を証明」(平成25年)